白くて、黒くて、フワフワの体。 黒くふちどられた目に丸い耳。 いっぴき、そこにいるだけで可愛いのがパンダ。
ところがこの絵本ときたら…。 想像してみてください、パンダたちの組体操。 ともだち同士が出会って体操の始まりです。
「ピーッ!」「ピッ!」
最初は2ひき。次は3びき。どんどん増えていって作り出すのは… おにぎり、めがね、だるまさん。 パンダの体の特徴を生かした意外なものばかり。 結構複雑なものだって出来ちゃいます。 4ひき、5ひき、6ぴき、もっと増えていきますよ。 そして、最後にやってきたのは…よちよちあかちゃんパンダ!
いりやまさとしさんのフワフワ優しいパンダの絵本。 見て癒されるのも良し、真似してみるのも良し。 もちろん、自分たちのオリジナルの体操を考えちゃうのも楽しいですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ピーッ! という笛の音とともにはじまる、パンダたちのたのしいたいそう。おにぎり、めがね、だるまさん…。さあ、つぎはなにかな?
パンダが1匹ずつ増えていき、組体操する絵本ですが、パンダならではの白黒をうまく利用して、色々なものになりきります。見た目がとってもかわいいだけでなく、白黒を使ったアイディアがユニークで目を引きます。特に、黒ぶち眼鏡やだるまさんの顔を作るところは、「おおお!」っと親子で歓声をあげました^^ (morimoriさん 30代・ママ )
|