「天の原ふりさけみれば春日なる御蓋の山にいでし月かも」
月の歌が百人一首に収録され、教科書でもひろくとりあげられている 阿倍仲麻呂の生涯をやさしく伝える画期的な伝記絵本です。
あたらしい国づくりをめざす奈良の都で、若くして遣唐使の一人にえらばれた阿倍仲麻呂。 命がけの船旅をのりこえ、唐のすべてを学ぼうと、役人となって夢中で仕事にはげみます。 そのまごころは、いつしか玄宗皇帝の心にとどき、念願の帰国の時をむかえますが……。
王維ら盛唐の詩人たちとも交流をふかめ、李白に「明月」とうたわれたその生涯を、 日本漫画家協会賞受賞作家が、やさしく情感ゆたかに描きだします。 巻末には、万葉文化論で注目され、著書『遣唐使阿倍仲麻呂の夢』で 歌の謎を読み解いた上野誠教授による、書きおろしの解説を収録。
うたいつがれる和歌と友好の歴史を、絵本でやさしく学べます。読みきかせにも最適です。
ポケモントレーナーみゆきです。
この本は、タイトルでもある「天の原ふりさけみれば」というのをどこかで聞いたことがあるような気がすると思い気になって読んでみました!
この絵本は、「阿倍仲麻呂」という奈良時代に実在した方の一生を描いたものです。
当時は唐(中国)の発展が進んでいました。
そのことを知ったこと、またお父さんにこの国のためになる人になりなさいと言われたのもきっかけかで、勉学など色々励み遣唐使として唐の文化を学べる機会を手にいれるのです。
西暦698年のお話というのは、今から約1300年ほど前のことが絵本となり子どもたちに伝わることはとても面白いなと思います。
ちなみに、この絵本のタイトルは「百人一首」の1枚でした!
是非読んでみてください♪ (ポケモントレーナーみゆきさん 20代・その他の方 )
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