
だんだん日が短くなってきました。くまくんはおかあさんと、冬ごもりの準備をしています。「さあ、くまくん、おともだちにおやす みなさいをいいにいきましょう」とおかあさんはいいました。くまくんとおかあさんは、あなぐまやりすたちをたずねて、あいさつをします。秋のおわりを迎えた動物たちと、おかあさんと一緒にはじめて冬ごもりをする子ぐまの姿を描いた、心あたたまる絵本です。
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秋の終わりにふさわしい絵本です。
冬眠ではなく「冬ごもり」という訳が素敵だと思いました。
熊のお母さんと子どもの様子に、気持ちがぬくぬくしてきます。
最後の巣穴の場面では、昔毎晩、我が子を添い寝で寝かしつけていた時の感覚がよみがえってきました。
コラージュで描かれた景色は秋らしく趣があり、動物たちそれぞれが表情豊かです。
ブリッタ・テッケントラップさんの他の作品も読みたくなりました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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