お金もちの伯爵の大きなおやしきの中に、人形の家がありました。そこに、ネズミの一家が住んでいました。ある時、おやし きの壁や床がきれいに塗り直されたために、人形の家がみすぼらしく見えてきました。子ネズミたちは「人形の家もぴかぴかにしよう」と思いつきますが…? 『くまのパディントン』で知られる英国児童文学の長老、ボンドの文章に、気鋭の画家サットンが絵を添えた、すみずみまで楽しめる英国の香り高い絵本。
表紙がかわいくて手にとりました。ドールハウスですむネズミ一家。その暮らしぶりが、細かく描かれていて見ていて楽しいです! そんな素敵なくらしが、思わぬできごとでに、どうなるんだろうと読み進めていくと…! おもしろい展開に、楽しい気持ちでよみおわりました。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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