リアルに描かれた親離れしたライオンの一日
わかいライオンが親離れして、ひとりで暮らすことになった。これからは、お父さんに会うことも、お母さんが獲ってきた獲物を食べることもできない。どうやって生きていくのか心細くなった。でも、自分の力でやっていくしかない……。舞台はアフリカの大地。リアルに描かれたライオンは迫力満点。群れを離れてひとりで狩りをする過程を通じて、失敗しながらも成長していくライオンの姿が表現されている。大自然の厳しさを知る貴重な一冊。
独り立ちした若いライオンは おなかがすいても一人で 獲物を探して食べなくてはなりません!
サバンナの中で 獲物を捕るのは なかなか大変です
ライオンといえども まだ若くて 獲物を捕る経験がありません
ひっそりとかくれて シマウマのこどもをねらうのですが・・・・
たくさんのシマウマの集団には 勝てません・・・・
ライオンと気づいた シマウマたちは逃げます そしてこどものシマウマをねらうチャンス
しかし・・・・お母さんシマウマは こどもを守るために ライオンを蹴飛ばし 鼻をかみついて こどもを守ったのです1
すごい! お母さんシマウマの迫力に圧倒されました
「ああ、 おおぜいには かてないなあ」
おなかがすいたライオンは あきらめて とぼとぼ歩いていくのです
若いライオンは いろんな経験をして はじめて 強いライオンになれるのですね!
一人になったライオン がんばれ! なんと 応援したくなりました
なかなか良い絵本です
弱肉強食を生き抜くためには 失敗をくりかえし 成長するのだとわかる絵本でした(絵がすばらしい!) (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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