ローズとオスカーは、パパにおはなしを読んでもらいます。 ふたりが選んだのはオオカミのおはなし。 パパは心配そうに言いました。
「こういう おはなしを よむと、あとで こわくなっちゃうぞ」 するとローズが、 「そこが いいのよ、パパ。あたし どきどきするのって、だーいすき」
お話の中でオオカミがカチカチ、カチカチ!と歯を鳴らしました。 すると外からカチカチ、カチカチ!と音がして……!?
「オオカミ?オオカミじゃない?」の繰り返しが楽しい、読み聞かせにぴったりの絵本です。
絵本を読んで、オオカミがくるかも…とドキドキすると、壊れたドアの音や戸をたたく音、いつもの音が全部怖く思えてきます。おばけの絵本を読んだ後みたいで、分かっていてもヤギと一緒にドキドキしちゃう、スリルを楽しめる絵本です。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子7歳)
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