2014年に史上最年少のノーベル賞(平和賞)を受賞したマララ・ユスフザイさんの作による自伝絵本。マララさんの自作絵本は本作が初。マララさんがなぜ女性の教育の問題に関心をもち、行動にうつすことができたのか。パキスタンの小さな村にくらすごくふつうの女の子が、言葉で世界を変えた真実の物語。自分の思いを言葉にし、おそれずに声を発することの大切さを伝える絵本です。(※本文はすべてひらがな。小学1年生〜)
いくつもの困難を乗りこえたマララ・ユスフザイの言葉だから、実に重みのある絵本です。
教育に対してあまり意識のない国、女性には教育を受ける権利もないくに、生活のために教育よりも労働を選ぶ子どもたち、そんな国を変えたいと思うマララは、そんなことができる力を自分自身の中に見つけました。
「魔法の鉛筆」が、勇気と行動によって、夢物語ではないことの証明を感じます。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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