冬の日曜日の朝早く、まだ真っ暗な時間に家を出た男の子とお父さん。北海道に引っ越す友だちを見送りに始発電車で飛行場に行くのです。始発電車に乗り込むと先頭の車両に行き、窓からまだ暗い外をながめます。そこからは出発をまつ電車がいっぱいの車庫、高い場所にともる家の明かり、一台の車も走っていない大通りなど普段見ることのない風景や町の表情が見えるのでした。
とても静かで、でも不思議な感じがしました。
静かな駅。そして、電車の中・・・。
今まで見たことない、車のいない道路。
どれも、見たことのない風景です。
子供たちも、興味津々で見ていました。
今まで自分が体験したことのない「始発電車」を疑似体験?しているのかも。
不思議で・・・でも、身近な絵本でした。 (れんげKさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子6歳)
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