「いっしょに うちに かえってくれる?」 弟とふたりっきりの心ぼそい放課後、女の子はライオンにおねがいしました。
弟を迎えに行って、買い物をして、ご飯を作って…。 いつもはひとりで帰る道も、ライオンが一緒なら安心。 ママが工場からかえってくるまで、よかったらまってて。
貧しさの中で、けんめいに生きる子どもを描いた感動の絵本。
最後の最後でしんみりしてしまいました。
女の子は一緒に帰ろう!と
ライオンに声をかけます。
おしゃべりしてたら退屈しないからと
ライオンを誘います。
途中で小さな弟を迎えに行きます。
買い物もして帰ります。
女の子がご飯を作ってくれます。
お母さんの帰りを待ちます。
ライオンはいなくなってしまいますが、
なんだから寂しそう。
最後お母さんと弟と
3人で寝ている女の子。
写真立てにはお父さんらしき人も
写っていました。
写真の前に一輪花がありますが、
その花は最初ライオンにあげようとしてました。
女の子にとってライオンは
お父さんみたいなものだったのでしょうか。
壁がボロボロの部屋の絵が
なんだか切なく感じました。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子13歳)
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