田舎の村で生まれ育ったナッスとジャンガは、 得意のギターとベースで村人たちと音楽を楽しみながら、 平和な毎日を送っていました。 そんなある日、都会の「サラダシティ」で音楽祭が開かれていることを知り、 出演することを決めたナッスたち。 明るい未来を夢見て上京した二人ですが、 さっそくトラブルに巻き込まれてしまい・・・?!
仲間と出会い、夢に向かって進み続けるナッスたち。 どんな境遇にいたとしても、決して諦めないことの大切さを、 美麗で見ごたえのあるイラストと共に描いています。
付属のDVDには、高山みなみさんのナレーション付き本編動画を収録! そのほかにも、本作のためのオリジナル楽曲と、 ベジーズの音声を担当した子役タレントの実写ミュージックビデオも収録されているので、 絵本だけでなく、映像や音楽も楽しめる豪華仕様となっております。
-DVD収録内容- ・本編 25分ナレーション高山みなみ ・ミュージックビデオ「ベジベジベジベジ・ベジタブル!」 ・「ベジベジベジベジ・ベジタブル!」ダンス練習動画 ・収録楽曲 3曲 トラック1ベジタブル・ワンダフル トラック2ベジベジベジベジ・ベジタブル! トラック3キズナ・ベジタブル
野菜たちが主人公のアニメのようなイラストの絵本ですが、お話の内容に感動します。
色々考えさせられる深い絵本でもありました。
キズもの野菜は「廃棄処分」という野菜の街。
キズがあったら処分、せつないですね。
人間も外見で悩んだり他と違うからと悩んだり、多かれ少なかれ何かしらキズを負った人もたくさんいます。
いえ、外見に限らず、みんな少なからず何かしらのキズを抱いているのかも。
「キズつくことの痛みを知っているから」、この絵本のこの言葉はとても心にきました。
痛みを知っているからこそ想えることやできること、っていうのがあるのかもですよね。
希望を感じられる絵本でもあり、また差別こそ無駄なことはないとも思える絵本でもあり、親しみやすい楽しいイラストながら読んでいて深い想いになりました。
また、小さなお子さんはイラストを見ながら、「この野菜は○○(きゅうりなど)」など指差しで楽しめると思います。
また「食べ物は大事にね」と子供の食育にもなる絵本かとも思います。
小さいお子さんから大人まで、幅広い世代で読めるよい絵本に思いました。
表紙の外見以上に(すみません)心にくる絵本でした。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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