ポストに届いた「どんどんキップ」には「うち→どこでも」と書いてあります。「どんどんキップ」を持って、 お父さんと男の子、二人の旅の始まりです。始発駅から終点まで電車に乗って出かける、小さな旅。工場の煙が見える 町並みが郊外になるにつれて、山が見えたり、高い橋を渡ったり…。レトロな赤い列車も、乗り物好きの作者ならではの 細かい描写で見どころたっぷり。おとなも子どもも、車窓から心地よい風を感じることのできる一冊です。
このお話は、どんどん電車に乗っていける切符を駅長さんからもらって電車の旅をする男の子のおなしでした。うちの子は、ただでもらった切符でどこまでもいける様子がお得に見えたみたいで、「こんなキップほしいな〜!」なんて言いながら見ていました。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子8歳)
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