大人気ロングセラーシリーズ「10ぴきのかえる」の第22作目。梅雨が明けて初夏をむかえる時期にぴったりの一冊。
梅雨時に雨が降り続きました。ひょうたん沼にすむ、雨が大好きな10ぴきのかえるは大喜び。しばらくして雨がやむと、かえるたちは野原にでかけることにしました。野原の真ん中で大きな水たまりを見つけたかえるたちは、プールにしようと話し合います。葉っぱのボートやすべり台、お花のパラソルや浮き輪を考え、楽しいプールになるようにと一生懸命つくります。ようやくプールができあがると、虫たちも遊びにやってきました。泳いだり、ボートレースをしたり、みんなはもうおおはしゃぎ。
すると突然、空に黒い雲がやってきて、雨が降ってきました。かえるたちはすぐに逃げましたが、いもむしさんだけが逃げ遅れてしまいました。さらに、雷の音に驚いたいもむしさんは水に落ちてしまい……。
元気な10ぴきのかえるが力を合わせて大活躍!
プールプールすてきなプール♪
このフレーズが大好きな2歳の娘は、秋にこの本に出会いました。
夏に自分がプールに行ったこと、浮き輪で泳いだこと、プールに行きたくてたまらなかったことをよく覚えていました。
それだけに、かえるたちが作り上げる素敵なプールが本当に素敵に思えた娘です。
さらに、少しずつ虫の名前にも興味を持っていた時期なので、「これは?」と、たくさん出てくる虫の名前を一生懸命確認していました。
プール好き、虫好きにもお薦めの一冊です。 (まりちゃまさん 30代・ママ 2歳、0歳)
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