動物親子の幸せな姿に、まど・みちおさん(童謡ぞうさんの作詞の方、御歳98歳!)の言葉が添えられた、とっても優しい赤ちゃん絵本「ママだいすき」。 この大好きな絵本の続編がつくられました! まどさんの「”あそぶ”ことをテーマに絵本をつくりましよう。」という言葉をきっかけに、とりかかられた今度の絵本は「ねぇ あそぼ」。 またまた幸せそうな親子が沢山出てきますが、少し成長した様子。元気に遊んでいる姿です。 「動物だけでなく植物も星も宇宙も遊ぶんですよ・・・。」と話されるまどさんの独特の世界観。 ましまさんがその言葉を聞きながら描かれた14組の親子の場面が出来上がりました。(・・・という訳で意外な親子も登場しますよ。) 改めてページをめくると、子供達の遊ぶ姿を見ながら、自然と心が安らいでいく自分に気がつきます。 それは、子供が遊ぶ「楽しさ」だけでなく、パパやママと一緒の「うれしさ」や、遊びの中のちょっとした「頑張り」を表情から垣間見る事ができるからかもしれません。そこに、まどさんの耳に優しい言葉ものって。 「こどもは いっぱい 遊んでほしい・・・。」 まどさんとましまさんの願いがぎゅっとつまった素敵な絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
お父さんとお相撲ごっこのクマくん、お母さんの背を勢いよく跳びこすウサギさん、氷のすべり台で“つるーり ざぶん!”と楽しむペンギンたち。楽しそうに親子で遊ぶ絵に、まどさんの優しい言葉が添えられた絵本。
どのページを開いても、にこにこ笑顔で、こちらも笑顔になれそうです。
文章も絵も優しい雰囲気で、読んでいると和みます。
動物達もかわいいのですが、お気に入りは、最後の宇宙の絵です。
夢を感じられる気がしました。 (なしなしなしさん 20代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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