どこじゃ? どこじゃ? にんじゃは どこじゃ?
静かだったお城が上へ下への大騒ぎ。家来たちが必死になって探しているのは、殿様の大事なものを盗み出した「にんじゃ」です。この忍者の身の軽いことといったら。
瓦屋根を、まきびし撒きながら走り抜け。 隠れ蓑で身を隠し、思いもよらぬ方法で場所を移動。 さらには池の底でじっとして、もう見つからないと思ったその時!?
危機を華麗に切り抜ける忍者の姿にうっとりしながらも、どこかでみんなが気になっているのは盗み出したお宝のこと。だって、それは殿様がみんなに秘密にしていた「ちょんまげ」なのです。いったいそこにはどんな謎が……?
読んで、探して、笑って。息つく間もない、忍者絵本。子どもたちがきっと喜ぶこの絵本を描いたのは、作品によって変幻自在にタッチが変わる、忍者のごとき絵本作家岡本よしろうさんです。見返しには、忍者の道具やお宝の秘密も。さあ、はりきって読んであげてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
うたたねしていた とのさまの ひみつの ちょんまげが ぬすまれた!これは たいへん いちだいじ!宝を盗み出した忍者とお殿様の追いかけっこを、テンポよい言葉と展開で描く、新年初笑いにぴったりの忍者絵本。
これはアニメを見ているような感覚で楽しめるリズミカルで楽しい絵本ですね。うちの子供も相当喜んでくれそうな感じです。ちょっと子供用にプレゼントを探していたので、この本なら良いかも、と思いました。読んで終わりではなく、読んで、遊んで楽しめる絵本だと思うので、おすすめです。 (ピンクちゃんさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子7歳)
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