ある朝、おんどりが息を大きく吸って鳴きますが、出てくる鳴き声は 「コッケモーモー!」「コッケガーガー!」・・・ おんどりは鳴き方を忘れてしまったのでした。 間違ってばかりのおんどりはすっかり悲しくなってしまいました。 ところがその夜、事件が起こります・・・。
「コッケモーモー!」「どうしたの?モーモーは うしの なきごえよ」 「コッケブーブー!」「ちがうだろ。ブーブーは ぶたの なきごえさ」 おかしなやりとりがなんともユーモラスです。 悲しくなったおんどりですが、夜には大活躍でみんなにほめられます。 カラフルで親しみの持てるイラストも魅力です。
困ったことになりました。オンドリが鳴き方を忘れてしまったのです。「コッケモーモー!」「コッケブーブー!」仲間から心配されたり、バカにされたり、すっかりしょげてしまいます。そんなある晩、メンドリ小屋を狙うキツネに気がついたオンドリは…?読み聞かせにぴったりの一冊です。
小学校での読み聞かせ会に持参しました。
対象は低学年。一年生が56人聞いてくれました。
こちらのサイトの特集で見つけたこの絵本。
どこかで見たことがあったんです。
タイトルを見て、気になっていたけど
手に取らずにいたので…それもそのはず、
いつも読み聞かせ会をする図書室の書架に
置いてあったのですから(汗)
当日は三冊目にあまり工夫することなく
サラッと読みました。それでももちろん
喜んでもらえましたが、後になって
もう少し読み方を工夫して
楽しめばよかったなぁと思いました。
たとえば「コッケモーモー」といった後に
「あれ?これであってる?」と問いかける、みたいな。
次に読むときは、手抜きせずに
やってみようと思います。 (将軍亭琴音さん 40代・ママ 女の子13歳、女の子10歳、女の子8歳)
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