はやく助けてあげなくちゃ! 『ぬいぐるみきゅうじょたい』 【NEXTプラチナブック】
雨がふる冷たい道に、クマのぬいぐるみがひとつ置いてきぼり。たいへん…まいごです。
「ハロー、ほんぶ! おうとうねがいます!」
見つけてくれたのは、ネズミのパトロール隊。クマくんは救急車にのってぬいぐるみ病院へ。やぶけてしまった右腕をネズミのお医者さんたちが丁寧に手当てをしてくれます。さあ後は、持ち主のルシアンくんのもとへ帰らなくてはなりません。そこで……。
大きな通りでベビーカーから落ちてしまったのは、こんな小さなぬいぐるみ。おまけに雨も降ってきて。途方にくれてしまいます。これを読んだ子どもたちも、気が気でないことでしょう。だけど大活躍するのは、もっと小さなネズミたち。彼らの仕事ぶりにはほれぼれするばかり。
もしかして町の片すみには、こんな救助隊が本当にいるのかも!? そう思うと嬉しくなってしまいます。まいごのぬいぐるみをめぐって巻き起こる、頼もしくも愛らしい物語。みんなで一緒に応援しましょうね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ある雨の日、歩道にぬいぐるみがポツン。だれかの落とし物? 大変!けがもしています。
「ハロー、ほんぶ!おうとうねがいます!」 かけつけたのはネズミのきゅうじょたい。緊迫した救助が始まります。
いつもまちをパトロールしているネズミたち。きょうは、ベビーカーからおちてまいごになった くまのぬいぐるみをみつけます。 ぬいぐるみSOS!きゅうじょたい、しゅつどう!
2年生の息子も、5年生の息子も
寝る前にはぬいぐるみと一緒に寝ています。
下の子はぬいぐるみが大好きで、
袋に10匹ぐらい入れて、
毎回きれいに並べています。
そんな息子たちに読むと、
やはり食いつきはよかったです。
「SOS」と一緒に言ってみたり…
ほのぼのと楽しめるお話でした。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子11歳、男の子8歳)
|