町に女がやってきました。名前はナンティー・ソロ。自分は子どもたちを鳥にかえられると言いました。大人たちは、子どもたちを守ろうと大騒ぎ。ところが……国際アンデルセン賞受賞のデイヴィッド・アーモンドと、ブラチスラバ世界絵本原画展グランプリのローラ・カーリンによる、美しく、不思議に満ちた絵本。自由に飛び立ちなさいと背中を押してくれるお話です。
おしゃれで美しいイラストに惹かれ、手に取りました。
町にナンティーソロという女の子がやってきます。その子は自分は子供たちを鳥に変えられるのだと言います。
大人は怯えて子供たちを彼女から遠ざけようとしますが、素敵なことが大好きな子供たちは、彼女の元に行って……。
私も絵本の中の大人のように怪しんでしまったけれど、「いったい、なににそんなにおびえているんだい?」というセリフにハッとしました。
とても不思議なおはなし。読み方によって、いろんな解釈ができそうなので、また時を変えて読み直してみたいと思いました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子16歳、男の子13歳)
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