おくちのたいそう、はじめるよ。声を出して、リズムに乗って言ってみよう!
あいうえ あいうえ あいうえお いうえお いうえお いうえおあ うえおあ うえおあ うえおあい
あ行からわ行まで、詩人・木坂涼さんのユニークな詩が続きます。ページごと、「げんきよく」「ゆっくりと」などの指示もあり、早口言葉のように楽しめますよ。さあ、上手に言えるかな?
実はこの絵本、あいうえおを覚えたての子どもだけでなく、大人にもおすすめなんです。マスク生活が続く昨今、口を大きく開けることが減っていませんか? 口は、食べることはもちろん、話す、飲み込む、呼吸するなど、とても大切な役割があります。毎日の生活を笑顔で楽しく過ごすために役立つのが「おくちのたいそう」なのです。ご高齢の方からも「健康に食べ続けるにはおくちのたいそう。長生きの秘訣!」との感想が寄せられています。1さいから100さいまで、幅広い年代で楽しめる実用絵本です。
お楽しみはそれだけではありません。スギヤマカナヨさんのカラフルでユーモラスなイラストが、たっぷり楽しめるおまけつき。左のページでお口のたいそうしたあとは、右のページで遊びましょう。右ページは当てっこして遊べる絵辞典になっています。
あり、足跡、アイス、あめ、アリクイ、アンパン、あくび、アメンボ。「あ」だけでもこれだけのイラストが! 軽快なリズムとともに、楽しいイラストを、何度でも繰り返し楽しんでくださいね。
(出合聡美 絵本ナビライター)
お口の体操、始めましょう!口を大きくあけて、リラックス。最初はゆっくり気をつけて。次はちょっと早口で。その次はもっと早口で!もしもちょっと疲れたら、右のページで遊びましょう。「あ」のつくもの、な〜んだ?あてっこしたら、最後のページで答え合わせ!1歳から100歳まで、幅広い年齢層が楽しめるユニークな絵本。 ※2010年刊行『あいうえたいそう』(偕成社)を改題した新装版です。
あ行、か行?と、それぞれ「文字の並び(いろんな並び方)→次を開くとそれらを使った言葉の絵」となっているのですが。
まず、あいうえお、かきくけこ、などの文字の並びが斬新。そう並べるのか!と。次はどんなふうに並んでいるのだろうって想像したくなります。
また、あ行、か行?、それぞれの「それらを使った言葉の絵」の迫力がすごいです。たくさんの絵がぎっしりつまっていてこちらにいっせいにせまってくるかのよう。
そこから一つ一つをながめては、子どもは何か発見していくのでしょう。
何度も何度も読めるように、読みたくなるようになっています。
親子で会話しながら、声に出して読んだりたくさんの絵をながめたりする読むことで、子どもの言葉の力が身についていくのかな…。
いや、力をつけようと思うより、子どもと一緒に楽しもうって思う方がいいのですね。それにぴったりの本だと思いました。 (よし99さん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳)
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