なまけものの菊三郎は、山も畑も売りつくして、とうとうかじかざわを売ることに。ところが…。
伊豆んの昔話だそうです。
かじかびょうぶ?
何かなと思いながら 読みました。
菊三郎は うまれつきの なまけものだったそうです。
何もかも売り払ってしまって 山まで売るはめになるのですが・・・・
なんと そこに住む かじか(かえる)
「売らないで欲しい」と頼むのです 菊三郎も 怠け者だったけれども
心根は 優しい持ち主だったのでしょうね
どんなに みんなが 売ってくれと 頼んでも売らなかった。
しかも なんと 働き者に なったんです。
人間 まじめに 働けば 良いことがあるんだ。
しかも 人にも優しく 困っている人には 金や米を分けてあげる。
こうして 幸せな暮らしをしていた 菊三郎
なんと 八十歳 かじかびょうぶを役人が奪い取ろうとしたとき
かじかが飛び出した そして かじか沢へ帰って行ったのです。
菊三郎は、人生で何が大事かを 知り 満足してこの世を去るのです。
大往生 こうした人生の最後が送れたら人間もいいな〜
この お話は そんなことを考えさせる 良いお話でした。
又 お話しする機会があれば ぜひ 読みたい絵本です。
太田大八さんの絵も 好きです。 (にぎりすしさん 50代・その他の方 )
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