マザー・グースの中でもとびきり有名な曲「ロンドン橋落ちた」をモチーフにした絵本。 「ロンドン橋がおちまする、おちまする、おちまする」からはじまり、その後、いかに橋を かけなおしたかがユーモラスに描かれています。巻末に6ページの解説「ロンドン橋の歴史」も 読み応えたっぷりです。
有名な童謡「ロンドン橋落ちた」の歌詞が、そのまま絵本になったものです。
「ロンドン橋」の歌詞って、なんと18番まであるんですよ!
ご存知でしたか?
1.ロンドン橋が落ちてしまった→2.どうやって架けなおそう?→3.木と粘土で作ろう→4.木と粘土では流れてしまう!→5.では鉄と鋼では?→・・・
といった感じでどんどん続くんです(笑)。
この絵本では、その歌詞の表す情景が見開きで描かれていて、歌詞が添えられています。
ピーター・スピアさんの絵は、細かいところまで丁寧に描かれているのがとても魅力的です。
お城のあちこちにいる人物の動きも、よーく見ていくと面白くて。
4歳の息子、幼稚園で「ロンドン橋」の歌を英語で習ったことがきっかけでこの歌が大好きになりました。
この本で18番までの歌詞の訳を知って喜んでいました。
最後の楽譜が載っているページまでくると、必ず歌っています。
どちらかというと大人の方が楽しめる絵本かな?
絵が素敵なので、一読をお勧めしたい絵本です。 (あんれいさん 30代・ママ 男の子4歳)
|