友達との結びつきに気づく絵本
友達がほしいライオンは、変装して動物たちに近づきますが、見慣れない姿に次々逃げられてしまいます。 翌日、変装も取れてがっかりしていると、ありのままの姿を見た動物たちがライオンのところへやってきました。 仲間や思いやりのテーマが、子どもたちの心にとどくお話です。 小学校副読本「にんげん・ひと」シリーズ(明治図書出版)に長年掲載されている作品です。
ひとりぼっちのライオンは、友だちになろうといろんな動物の真似をしてみたけれど、うまくいきません。
その努力はよくわかるのだけれど、自分でないものになろうとすることの無理を強く感じました。
あっさりとした絵本ですが、ライオンの表情が印象的でした。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
|