“日本のファーブル”熊田千佳慕の名作絵本
ボンデルスの名作“みつばちマーヤ”を日本のファーブルといわれる細密画家・熊田千佳慕氏が5年の歳月をかけて描きました。マーヤの誕生、数々の冒険、スズメバチとの斗いなどが素晴しい絵で展開されます。
文章部分が絵の傍らに置かれ、文章のないページが多く配され、ただただ圧巻の昆虫世界が繰り広げられる、画集のような力作絵本です。
迫力がありすぎて、怖いシーンもあるのですが、熊田さんの昆虫愛が隅々まで描き込まれていて、お話そのものはシナリオのような感じさえさせました。
解説で、クマバチがスズメバチに置き換わったことも納得です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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