屋根裏部屋に一人のおにんぎょうさんがいました。毎日、ただぼんやり座っているだけでしたが、ある日、のねずみに出会って、「楽しく暮らす」ことを始めます。すると……。
屋根裏部屋に一人のおにんぎょうさんがいました。毎日、ただぼんやり座っているだけでしたが、そんなおにんぎょうさんに、毎日やってきて、「こんにちは」というのねずみがいました。ある日、おにんぎょうさんは、毛糸のかごにおっこちたそののねずみを助けます。その日から、ふたりは友達になって、おにんぎょうさんは、「楽しく暮らす」ことを始めました。お掃除をして、寝床も作りました。窓から入ってきたことりとも友達になりました。3人は仲良く暮らしますが、おにんぎょうさんはなぜか、ときどき寂しくなるのでした。そんなある日、ことりがふと、いいました。「人形には、人間の子どもの友達がいるもんじゃないの?」おにんぎょうさんは、自分がなぜ寂しかったのか、そのとき気づきます……。忘れられた人形が、人間の女の子に見つけられ、その子と友達になるまでの、心温まる物語です。
この絵本を読みながら、我が家のリカちゃん・ジェニーちゃん人形を思い浮かべていました。
クリスマスにリカちゃん人形をプレゼントされた娘。
そのことを知った実家の母が、「あなたが使っていた、ジェニーと服がまだあるのよ」と、送ってくれました。
人形・服・小物、ほとんど全て残っていて、感動しました。
屋根裏部屋のお人形も、少し忘れられてはいたけれど、大切に思っているから、捨てていなかったんだと思います。
親子でたくさん遊べるといいですね。 (なしなしなしさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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