ずっと一緒にくらしていた犬のルポちゃんが、突然いなくなった。 死が理解できない中、ある日ルポちゃんの小屋の中をのぞいてみると…。 時が動く中、別の命に自分がまたつながっていく 犬のポケの姿を通じて生命のつながりを感じさせる絵本です。
捨て犬ポケの出会いと別れを、ポケの目線で描いたお話です。
拾われたポケが人間の家で出会った、先輩犬ルポ。
大きく怖く見え、どんな時も一歩先を行くルポ。
そのうちに肩を並べ、やがてルポは先立っていきます。
ポケは、ルポの老いも死も理解できず、ルポを待ち続け…。
2匹の犬の成長(老い)。
死は理解できなくても、居ない状態を少しずつ受け入れていくポケの変化。
そして、新しい生命との出会い。
悲しいというよりは、こうして時は流れていくんだなと思いました。
そして、遺されたものは、前を向いて歩いていかなければいけないんだ、とも感じました。 (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子8歳)
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