
『どうぶつにふくをきせてはいけません』のコンビがおくる、今の時代にぴったり、40年前に描かれたナンセンス絵本。
マクドナルドさんは、アパートの管理人。管理人室をおおっていた、いけがきを切りガランとした庭に、おくさんが大事にしていたトマトの苗をうえました。 ぐんぐん育ったトマトをみて、気をよくしたマクドナルドさんは、トウモロコシやメロンやマメなど、さらに野菜のタネをまきました。 そしてある日、住人が引っ越して空いた部屋にも野菜をうえ、さらに住人が引っ越すたびに、新しい野菜やくだものをうえ、めうしやニワトリまでつれてきました。 ついに、アパートにはひとりの住人もいなくなり、4階建てのアパートは、4階建ての農場になったのです。しかし、このことが、アパートの持ち主のレンタルさんにばれて、大変なことになってしまうのです……。
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インパクトのある表紙に惹かれたのでこの絵本を選びました。モノトーンとカラーの使い分けがとても上手にされているのが良いと思いました。ユニークなアパートに驚きました。野菜が安心して暮らせるアパートとはさすがだな!と感じました。近所の人も美味しい野菜を食べることが出来て幸せだと思いました。 (なびころさん 30代・ママ 女の子2歳)
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