ぼくはお兄ちゃんが好き。いっしょに遊んでくれるから好き。でも、いつもお兄ちゃんはいばってる。 ある日、お兄ちゃんが幼稚園にぼくを迎えにきてくれた。いつもとちがう帰り道…。
お兄ちゃんが大好きな弟のお話です。 いばりんぼうのお兄ちゃんですが、いろいろな面を持っているのを弟はちゃんとわかっています。 兄弟っていいな、と思わせるふたりの関係がほほえましく温かく描かれています。(文研出版「編集者からのひとこと」より)
喧嘩ばかりしている4歳と6歳の我が子に読み聞かせました。
先に「おにいちゃんだから」を読んでいたので、子供達は「続きが読めるのかな?」とワクワクしています。
「おにいちゃんだから」が兄視点なのに対して、こちらは弟目線です。
その対比が私にとっては目から鱗が落ちるぐらい衝撃だったので、子供達が喧嘩ばかりしてイライラしているお母さんには特に2冊セットで読んでみて欲しいと思いました!
年下の子の気持ちが解ります。
私達夫婦は長男長女で、2人とも自分の弟や妹が鬱陶しい時期がありました。
子供達が生まれ、成長して兄弟喧嘩する様になり…長男の気持ちは理解出来るのですが、次男に対しては「なんでわざわざ要らん事するねん」って理解に苦しんでいました。
でも、この、本を読んでスッキリしました!
次男は一生懸命だったんですね。
そして、要らんちょっかいをかけている自覚は本人には全くありません…。
親として、年相応に対応してあげる事が必要だったのに、ついつい兄弟同じ様に叱ってばかりいました。
この本を読んで気持ちが軽くなりましたし、何よりも次男がニコニコ笑って喜んでくれました。
私達夫婦にとっては運命の絵本になりました(笑)
男の子を持つお母さん達にこの本を読んでもらうと、「自分の子供に読んであげたいわ〜」と言われました。
女の子を持つお母さんでも、「うちの子にも当てはまるよ。親子で読みたいな〜」と言っていました。
我が町の図書館では残念ながら全て書庫に入っていたので、予約したり窓口でお願いしないと借りられませんでした。名作なんですけどね…。
我が子のアンコールがあまりにも多いので、「おにいちゃんだから」と2冊セットで購入しちゃいました(^-^) (happychanceさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子5歳)
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