
題名や冒頭を読んでいると「忘れ物のおはなし!?」ちょっと胃がキュっとしちゃったりして。 何を隠そう、私も子どもの頃からの「わすれんぼうチャンピオン」だから・・・。 でも実はこの絵本、そんな窮屈なお話じゃないのです!わすれものワースト1のおおきナコちゃんの大らかな魅力が、同じ班の班長である「わたし」によって発見されていくのです。そんな時、「わたし」に最大のピンチがやってきて・・・。 作者のスギヤマカナコさんの作品は、子ども達が実際の学校生活で迎える具体的な悩みとピンチを明快に描いてくれていてすごくいい!子ども時代って、大人に負けず結構悩みが多いものなんですよね。毎日が大変なんです。そんな時に乗り切る知恵と力。これを持っていれば大丈夫、力強く応援してくれるのです。 学校生活にまつわる絵本をどんどん期待してしまいます。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

学校生活の悩みを、楽しく解決しています。工夫することの楽しさ、大切さを描きます。 困ったときに助け合う、あたたかい友情を描きます。 私の班は、「わすれんぼうチャンピオン・おおきナコ」のせいで、いつも忘れ物数ワースト1。班長の私が、 代表して責任を取らなきゃいけない。恥ずかしいったらありゃしない。でもある日、私が忘れ物をしちゃった。 人生最大のピンチ! そのとき、おおきナコが、最大のパワーを発揮して……。 学校生活の悩みが、創意工夫と友情によって、さわやかに解決されます。
前作『うんこいってきます!』に続く、学校生活の悩みをテーマにした絵本です。ピンチは誰にでも訪れます。 その時に逃げず、あきらめず、どう対処するかが大切です。主人公の成長を読み取ってください。 (佼成出版社HP「編集者から」より)

3年1組6班班長のわたしは、おおきナコというわすれんぼ女王の班員のせいで、毎週忘れ物チェックワースト1位表彰時に「わすれんぼう」を授与されるという屈辱を何度も味わっています。
(このわすれんぼうがおもしろい!裏表紙に細かく説明されていますが)
班長としての努力もむなしく、おおきさんの忘れ物は減りません。
しかもおおきさんは、反省の色もなく、たくましく毎日を乗り切るのです。
ところがある日、わたしが忘れ物をしてしまったとき、おおきさんがとった行動とは・・・?
このおおきさんが、本当にすごい!
こんな風に対処されたら、先生も叱れないかも。
1年生に読んだところ、ちょっと難しいかなと思いましたが、素直に「おもしろい」と言ってました。
4年生にも読んでみましたが、教室で先生も一緒だったためか、派手な反応ではありませんでした。しかし、ニヤニヤしていたり、「わかる〜」といった表情の子も多くいて、明らかに1年生よりは共感できている様子がうかがえました。
もちろん、大人は大爆笑!先生も笑ってましたよ。
あまりのおもしろさに、読み聞かせのグループ内では、気に入って購入した人も。
おうちで読めば、受けること間違いなし!
小学校中学年以上がより共感できることと思います。 (おはなしたこちゃんさん 40代・ママ 男の子14歳、女の子12歳)
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