おばあさんのおみまいにいきたい8才のロージー。でも病院は10才未満はおみまいにいけません。そんな女の子の気持ちを見事に描く。
入院したおばあさんのお見舞いに行きたいのに、年齢制限のために行くことのできないロージーです。
10歳にならないと病室に入れないという規則があることに驚いたのですが、8歳のロージーが何とかお見舞いに行こうとする努力は感度的です。
病室につながるエレベーターの前で、立ちつくしてしまったロージーの気持ちは痛いほどわかります。
それでも、自分の名前を告げず、人に託したお見舞いの花は、おばあさんに渡され、すべてがおばあさんにわかったようです。
退院してきたおばあさんの言葉にじ〜んとしてしまいます。
ロージーの勇気が実を結んだことに、その喜びを分けてもらったように思いました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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