レオはなんにもできません。読み書きも話すのも、食べるのだって下手くそ。でも、そんなレオが花開く瞬間がやってきたのです……
トラの子レオは、何をするのも遅い子でした。
本を読むことも、お絵書きも、食べることも、話すこともへたくそでした。
レオのお父さんもお母さんも、レオができるようになることを待っています。
この、子供がなにかをできるようになることを、絵本では「はながさく」と、表現していました。(成る程って感じですね)
焦れったくなりながらも、ひたすら「待つ」姿勢を崩さないレオの両親に、同じ親として学ぶものがありました。
ジャングルの雰囲気も、移り変わっていく季節の景色も、とてもよかったです。
(てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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