新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

  • 笑える
  • 盛り上がる
  • ためしよみ

くんちゃん

その他の方・10代以下・その他

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自己紹介
1997年に渡英、98年生まれと05年生まれの2人の息子がいます。小さいときから本の虫だった私、子どもと一緒に絵本の世界をもう一度楽しんでいる最中です。うちの場合、年齢差が大きいので寝る前の読み聞かせは別々になってしまいます。毎晩、大忙しなんですが、「ママまだー?僕の番だよー」とベッドからお声がかかるのも売れっ子芸者の気分でうれしいもの。上の子も自分で読むようになってきました、あと何年、お付き合いしてくれることでしょう。。。
好きなもの
日本のケーキ。槇原敬之。山本文緒。夜中に古いテレビ番組をユーチューブで見ること。

くんちゃんさんの声

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あまりおすすめしない いまいちです。  投稿日:2009/03/01
わにのはいた
わにのはいた 作・絵: マーガリット・ドリアン
訳: 光吉 夏弥

出版社: 大日本図書
絵はほのぼのと可愛らしく、本の雰囲気はすきなのですが、肝心の主人公、わにのキャラクターが魅力的ではありません。
ずーっと歯痛に苦しんでいるので、周りに対してイライラしているし、何より問題なのはどうして歯医者に行きたくないか、というわにの気持ちが全然読み手に伝わってこないのです。

P16で「じぶんがどんなにはいしゃさんをこわがっているか、えんちょうさんにしられたくありませんでした」とあるのにもかかわらず、
P42では「はいしゃさんをこわがっているとおもったからさ」と少年に言われて「そうじゃないんだけど、ただ、ぼくはいらいらするとー(原文もここで台詞がとぎれます)」という意味不明の受け応えにつながります。
ここは、わにが歯医者をどう思っているのかを知る、物語のポイントなのに読み手を混乱させると思います。
絵本から読み物への移行期にはもっとすっきりとした、わかりやすいお話がよいのではないでしょうか。
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あまりおすすめしない 絵本としいうより画集  投稿日:2009/03/01
うたが みえる きこえるよ
うたが みえる きこえるよ 作・絵: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
これはビデオで持っているのですが、絵本よりも断然いいです。
旋律を口ずさみつつ絵を眺めるにしても、どこの旋律がどのページに相当するのか。またエリック・カールの指定したヴァイオリン・コンチェルトでなくてはいけないのか。絵本としての楽しみ方が難しいと思います。どうしても紙の媒体にこだわるなら、CDをつけて、各ページに楽譜も載せるくらいの心遣いがあったならと思います。

単に画集として、色や絵の躍動感を楽しむ分にはよいのではないでしょうか。
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なかなかよいと思う 絵本というよりも雑貨かおもちゃ  投稿日:2009/02/26
バムとケロのそらのたび
バムとケロのそらのたび 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
絵は、とてもきれいで見ていて楽しいことは間違いないんですよ。
でもストーリーは貧弱だしバムやケロが何を感じたか、どういう性格なのか、なんてことはまったく出てこなくて本当に子どもの心に働きかける絵本なのかな、これは雑誌とかみたいにああきれいね、可愛いね、で通り過ぎていく役割じゃないかという気がします。
ポップでキュートなもの、私も大好きです。読んであげるお母さんが気分よく読めることも大事なので、楽しければ可愛ければそれでいいじゃん、という意味では☆五つ。もっと内容のある絵本を、ということなら☆3つ。さしひき4つにしてみました。
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自信を持っておすすめしたい あら、描けちゃった。  投稿日:2004/08/28
なんでもかけちゃうよ
なんでもかけちゃうよ 作: エド・エンバリー
絵: 横山直子=かき文字

出版社: 偕成社
直線、正方形、円などのだれにでも描ける図形を組み合わせてこんなにいろんなものが描けるよ、というサンプル集です。
息子はいつも「トラクター描いて」「海賊船描いて」と私にせがんでいたのですが、この本が届いてからは「ボク、自分で描いてみる!」ということが増えました。
図案のバラエティも豊かで、大人にとっても役立つ絵本。
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なかなかよいと思う カラフルで楽しい  投稿日:2004/08/28
おこりんぼフンガくん
おこりんぼフンガくん 作・絵: 国松エリカ
出版社: 小学館
NHKの絵本朗読でやっていたのを息子が気にいったので買ってみました。
まず、ひとつの絵本にいくつかの短編が入っているというスタイルがなかなか新鮮でした。
おこりんぼの、でも憎めないブタの坊やのなんてことないお話ですが、特に大事件が何も起こらない、というのも子供にとっては安心できる理由なのかな。大好きです。
我が家は海外在住なので、潮干狩りとか、かるたとりとかセミとりとか、日本の季節行事をちゃんとおさえているところもポイント高し。
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ふつうだと思う 誕生、成長の不思議を目で追って  投稿日:2004/07/02
こいぬがうまれるよ
こいぬがうまれるよ 作: ジョアンナ・コール
写真: ジェローム・ウェクスラー
訳: 坪井 郁美

出版社: 福音館書店
ダックスフントの赤ちゃんが、お母さん犬のおなかに居るときから生後2ヶ月になるまでの写真絵本。
これからオーナーになる小さな女の子の立場から語っています。
単にかわいい子犬の写真集というのではありません。
どんな風に目が見え、耳が聞こえ、自立していくか、というところをしっかりとしたビジュアルで見られ、大人にも興味深いと思います。
写真は全部モノクロで、飽きのこない美しさ。
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なかなかよいと思う くんちゃんはいつもチャレンジャー  投稿日:2004/07/02
くんちゃんのもりのキャンプ
くんちゃんのもりのキャンプ 作・絵: ドロシー・マリノ
訳: 間崎 ルリ子

出版社: ペンギン社
くんちゃんシリーズの大好きな息子は、だいぶくんちゃんの突っ走りがちな性格がわかってきたようで、お約束の失敗談を楽しんでいます。
今回は、いとこのアレックとふたりきりのキャンプ。
あひるみたいに池に浮かぼうとしたり、かわせみみたいに魚をとろうとするけれど、やっぱりくんちゃんは失敗してしまいます。そんなくんちゃんをやさしく見守るアレックがえらい。最後に道に迷ったときもけんか別れしないで、やれやれ、と付き合ってくれます。
(このときばかりは実はくんちゃんが正しかったのですが。)

ひとつ気になるのは訳文が「おかあさんぐま」だったり「おかあさん」だったりばらつきがあるところ。
「おかあさんぐま」はちょっと客観的すぎるかな。
親しみをこめて、「おかあさん」で統一したらいいのにな、と思います。
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自信を持っておすすめしたい 子供なりの、自分の身の守り方  投稿日:2004/02/27
とにかくさけんでにげるんだ−わるい人から身をまもる本
とにかくさけんでにげるんだ−わるい人から身をまもる本 作: ベティー・ボガホールド
絵: 河原 まり子
訳: 安藤 由紀

出版社: 岩崎書店
デパートで迷子になったとき、公園でしらない人に声をかけられたとき、親戚のおじさんに体をさわられたとき・・・いったいどうしたらいいんだろう。
そのつど、親が教えてあげられればいいのだけど、
そんなにしょっちゅう言ってると受け止める方も重みがなくなるし、「人を見たら悪人と思え」みたいでいやな感じ。

親しみのあるきれいな水彩画で、すんなりと感情移入できる。語り口が子供への話しかけになっていて優しいし、場面によって、主人公が男の子や女の子に変わるのもいい。
あなたの体はあなただけのもの、誰も触る権利はない、というきっぱりした口調がたのもしい。

予防策だけでなく、「もしいやなことをされたからといって、自分が悪いわけじゃない、恥ずかしがることは何もないんだ」というところまでフォローされている。
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自信を持っておすすめしたい 人と比べたってしかたない!  投稿日:2004/01/05
おそざきのレオ
おそざきのレオ 作: ロバート・クラウス
絵: ホセ・アルエゴ
訳: 今村 葦子

出版社: あすなろ書房
うちの息子は一人っ子で、何事もゆっくりのんびり。
おともだちはみんな上手に名前を書けるのに、自分ひとり、みみず文字しか書けないレオくんに、いたくシンパシーを感じたようです。
でも深刻に扱うのではなく「みてこの変な字、ははは〜!」
と笑わせてしまう、ほんわかとユーモラスな絵がお見事。
このいろんな「できない」ことの羅列が面白くて、息子は笑いころげながら読んでいました。

「いつかできるようになる」ことを「花が咲く」とした表現は、とても素敵ですね。
でも子供には「花が咲くしるしをじっと待ち続けました」というところでひっかかりがあったようです。(しるしってどういうこと?って聞かれても・・・。)
季節が巡ると花芽がふくらんでやがて花が咲く、という自然の流れををわかってからは、ますますこの本を楽しめるようになることでしょう。
ここに出てくるレオは小さなトラの子だけど、自分に自信がもてなくなっているもっと大きな子や、大人にだってレオの成長ぶりは心の支えになるかもしれない。
人と違っていてもいいし、自分にもいつか春が来るのだということを信じられる、前向きで楽しいストーリーです。
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なかなかよいと思う どきどき、はらはら。  投稿日:2004/01/05
わたしのろばベンジャミン
わたしのろばベンジャミン 作: ハンス・リマー
絵: レナート・オスベック
訳: 松岡 享子

出版社: こぐま社
写真絵本ならではのリアリティーでしょうか、ろばといっしょに散歩に出ておうちがわからなくなってしまった場面では、真剣に心配して読んでいました。
海べで涙をこぼすスージーちゃんにすっかり感情移入しちゃって。
でも、ベンジャミンがおうちに連れて帰ってくれて、ほっと一安心。
おなじく写真絵本の「イエペは帽子がだいすき」に比べてかなり起承転結のはっきりしたお話です。
息子にとっては「野良ろば(?)を飼ってしまう」とか「寝るときもいっしょ」という現実離れしたライフスタイルが、憧れになったようです。
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絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

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