クラウン・Kこと道化師の大棟耕介さんは、病院を訪ねて患者に笑いを届けるホスピタルクラウンとして活躍しています。 子どもたちからの愛称はKちゃん。Kちゃんとふれあうと、たちまち誰もが笑顔になって、 病院の張りつめた空気が、明るくやわらかく変わります。まるで、魔法にかけられたように――。入院中の子どもたちとKちゃんの交流を追った、心あたたまるお話です。 “好き”を“パワー”に変えて走り続ける大棟耕介さんの姿に、きっと勇気づけられるはずです。
<ここがポイント> ・ホスピタルクラウンの活動がよくわかります ・夢や希望の持ち方やその大切さがかわります ・心あたたまるお話です
夏休みの読書感想文の課題図書で購入しました。これまでホスピタルクラウンの存在を知りませんでしたが、こんなにも人の役に立つ、人を笑顔にする仕事があるのだと感動しました。自分と同じ年頃のこども達でも、病院に入院して病と闘っている子達がいることを知るのも、こどもにとって良い経験でした。笑顔は大切ですが、そのような立場にあるこども達を笑顔にするのは至難の業だと思います。しかしそれをやってのける、Kちゃんの姿に大人の読者も胸打たれることでしょう。 (ちょてぃさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳)
|