死んだ父のつくった水おけをせなかにしょって、ますをとりに出かけたり、あざらしをつかまえて大かつやくをする、ヌーチェのお話。
死んだ父親が作った水おけは、子どものヌーチェの成長にとても大きな支援をしてくれました。
水おけのおかげで、ヌーチェは誰よりも多くの獲物を持ち帰り、大人たちを鼓舞することにもなりました。
でも、怪我をしたクマを助けるという優しさは、勇者としてのヌーチェを表しているように思いました。
アザラシを仕留めたのは偶然にしても、回りの大人たちはヌーチェが現れなかったらどうなっていたのでしょう。
少々乱暴な展開ですが、極寒の地にふさわしいドラマだと思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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