ホタルになってくるといった父さんは海のかなたを見ていた。入り江のむこうに点滅する光はいい月夜だからよるのふねにのってあそびにおいでという信号だという。
黒井健さんの絵に惹かれ、手に取りました。
ちょっと不思議なお話です。
ホタル族のお父さんと娘が、屋根の上からよるの海を眺めます。
すると突然、お父さんが空飛ぶふねとなって、海の向こうの光に向かって、飛んでいくのです。
幻想的で素敵なシーンばかりでした。
「とうだいもとくらしでなく、とうだいひとりぐらし」というセリフが面白かったです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子11歳)
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