やさしい気持ちのまもの、ベロンとゴッシは、強いまものになるために、修業の旅にでかけました。
二匹の無邪気な魔物が、本物の魔物になる為の修行の旅に出ることになりました。
でも、この二匹はとても心が優しいやつで、うっかり人を殺してしまっては泣き、クマを襲う人間たちに怒って、立ち向かったりするのです。
目の前で母ぐグマを人間に殺された子グマの母がわりになって、育てますが…。
とってもいいお話なのですが、私は個人的に、最後まで笑える絵本が好きです。
優しさとか、いいことと悪いことの区別を教訓めいて教える難しかったり、悲しかったりするお話より、ちいさな子供たちには、最後まで笑って、ああ面白かった。楽しかった。って、思える絵本の方をより勧めたいなぁ。
二匹の魔物がとってもいいヤツなだけに、きれいな終わり方だけど、こんなんじゃない終わり方にして欲しかったです。
という訳で、評価はこんな感じになりました。
(てんぐざるさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子5歳)
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