今日はお姫様の服が着たい!保育園に行く時間なのにロッテはそう言ってお母さんをてこずらせる。なだめたりすかしたり…どこの家にもある、朝のおきまりのたたかいのおはなし。
ちいさな女の子の大半が、お姫様願望って、持っているんじゃないでしょうか?もちろん、大人の女性だって、機会と先立つものがあれば、お姫様みたいになりたいと思っている人は多いと思います。
そんな女の子の願望を形にしたような絵本です。
主人公のロッテは寒い冬の日、なかなか起きよとしない。起きてからも園へ行く支度が進まない。
やっと着替えたと思ったら、パーティ用(?)の袖無しドレスをきてくる始末。
これから仕事へ行かなければならないお母さんは、ほとほと困ってしまうんだけど、ロッテの言い分を聞いているうちに、すっかりロッテにのせられてしまって…。
なかなか楽しく読めました。
うちの子もよそ行きのワンピースとか、お子様向けのキャラクターが身に着けている衣装が大好きで、ロッテと同じように、おしゃれして幼稚園へ行きたいと、駄々をこねる日が結構あります。
だから、ロッテとお母さんのやり取りが、人ごとではありませんでした。 (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子5歳)
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