アフリカの乾いた大地で、みなしごフクロウを保護した日本人女性フミ。フクロウの棲める森を探して、内戦で荒れ果てたエチオピアを放浪した女性の実際にあったお話の絵本化です。 アフリカの大地が水と緑で潤うことを夢見て、森作りのNGO団体として活動する「フー太郎の森基金」の設立きっかけとなった実話です。全・英訳付。
アフリカで日本人のフミがフクロウと旅することになったのは、
そのフクロウの故郷の森がなくなってしまったから。
おはなしはフミとフクロウの交流で進みますが、
人為的に住む場所を失ったという現実が描かれます。
かなり長くて振り仮名も無いので、小学生高学年向けでしょうか。
実話に基づいたお話で、作者は実際にフクロウとの旅を通じて植林プロジェクトを
始めました。
フクロウの習性、アフリカの現実、森の大切さ・・・。
様々な考えるヒントがあります。 (レイラさん 30代・ママ 男の子11歳、男の子9歳)
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