モンクターレさんは、散歩をしていました。すると、「なんだ、この道は。グニャグニャまがってて、あるきにくいったらありゃしない!」と、道にぶつくさもんくをいった。さらに歩いていくと、今度はモンクターレさんの前に大きな山があらわれた。すると、山のせいで回り道しなくてはいけないと、山にももんくをいった。それからも、流れている川にもんくをいって、あたたかくて眠くなると、天気にまでぶつくさぶつくさもんくをいった。
ようやく町に到着したモンクターレさん。洋服屋、ぼうし屋、くつ屋に対しても、相変わらずもんくがとまらない。次に、お肉やさんにやってきたモンクターレさん。「まずそうな肉しかおいてないじゃないか。どう料理したってうまくなりそうにないぞ!」ところが、モンクターレさんの様子がちょっとおかしくなって……。
『うんこ!』などで大人気のサトシン&西村敏雄コンビが描く、ユーモアいっぱいの絵本。
かの有名な「うんこ!」のペアの作品です。
我が家は親子でお二人とも大好きなんです。
この絵本でこだわったのは
「モンクターレさん」の読み方です。
「モンクターーるレさん」と文字で表すとこんな感じですが
ターレ部分のターでためてレの部分で舌を巻きます。
大成功・・・ウケました。
よっしゃ!と思っていたら
モンクターレさんのぶつくさがとてもしつこくって
繰り返すしつこさで娘たちはキャッキャいってるんだけど
私はだんだん舌を巻くところが疲れてきて、
普通に読んだら「ママ、違う。」と注意される始末。
楽しんで聞いてくれる絵本ですので
舌巻きに挑戦される場合は体力が残っている時がいいと思います。 (事務員さん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳)
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