ある日、冷蔵庫をあけたらマンモスが! 「ギャアアアーーー!!」 こういう出だしのお話、大好き。
なんで?なんでマンモスがいるの?なんで冷蔵庫にいるの? もし本当にいたらどうすればいいの? あばれないの?ともだちにはなれないの? ・・・ほら、もう好奇心が止まりません。
さて、絵本の方はというと。 パパは絶叫し、ママは消防署に電話。 逃げ出したマンモスに、消防隊員も近所の人たちもみんな巻き込んで大人たちは大騒ぎ。 気持ちはよくわかります。だって、冷蔵庫にマンモスですよ。 でも、なんかこのマンモス、意外とおとなしくない? 騒動がおさまったのかおさまっていないのか、変な時間が流れ出したころ。 事件の真相が見えてきます。 「えええっ!」 驚きの結末はお楽しみに。そしてまた最初から読み直してみてくださいね。 作者の子ども時代の話が聞きたくなるような、遊び心にあふれた1冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ある日、冷蔵庫の扉を開けたら、中にマンモスが! パパは絶叫、ママは消防署に電話をし、ご近所を巻き込んでの大騒動。 大人たちの混乱をよそに、事件の鍵をにぎっていたのは、なんと……!? 驚きの結末に二度読み必至!
れいぞうこにマンモス。びっくりのでだしからひきこまれ、読み進めると、ラストにはほんとにおどろかされました! すぐにまた最初から読みました。読まずにはいられません(笑) 気持ちよくおどろかされたラストもふくめ、おもしろくて、大好きな感じの絵本でした。 (あんじゅじゅさん 40代・その他の方 )
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