ほのぼのと空とぶパンに乗る子供達、と言う図が何ともおかしかった前作「そらとぶパン」。続いて第二段が登場しました。今回はパンの国に住む兄弟が主人公。 ある日二人のところへお姫様から誕生日パーティーの招待のハガキが届きます。次の日二人はパンの汽車に乗ってお城に向かいます。 が、途中でパンの国の個性的すぎる住人達に出会ってトラブル続き。無事にお城に着けるのかな。 ほんわかのほほんムードな世界なのに、結構無茶苦茶な事が次々起きます。そこが魅力! それにしてもパンの国、全部パンなのです。その上よーく探すと知ってるパンがいっぱい。ロールパン、メロンパン、チョココルネ。 かにパンにフランスパンに・・・あーお腹が空いてきました。パンづくし、なんて素敵な国なんでしょう。出てくる風景も出てくる人達もみんなパン色で、丸みを帯びていて、可愛いというかおいしそうというか(笑)。あ、お子様と一緒の時はなるべく意見は控えめにネ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
大人気の絵本『そらとぶパン』の第二弾! 大きな雲の中に、全てがパンでできた「パンの国」がありました。ある日、その国に住む兄妹のところに、お城のお姫様からお誕生日パーティーの招待状が届きました。さっそく二人がでかけると、家の近くにパンの汽車がやってきたので乗せてもらうことにしました。途中で、ぞうとライオン、アーモンドパンとメロンパンに出会いました。みんなもパーティーに呼ばれているというので、一緒に汽車で行くことにしました。しばらくすると橋に辿りつきました。でもその橋は、恐竜パンの子供に食べられていて、汽車は、ミルクの川へ落ちてしまいました。でも、優しい恐竜パンのお母さんが引き上げてくれて、何とか助かりました。さらに汽車が進んでいくと、あやしい森にやってきました。すると、突然カニパンが現れて……? ふっくらしたおいしそうなパンや、ユニークなパンが各ページに散りばめられた、愉快で楽しい絵本です。
小学校2年生の我が家の娘が,図書館でこちらの絵本を見つけ一人読みしまいた。
イラストも可愛らしくほんわかとして安心して読ませられる絵本です。パン型の汽車も何だか素敵だし,パンで見立てた様々なイラストも面白く楽しい絵本です。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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