「おとうさんの まゆげは ふとくて おおきい まゆげちゃん」ではじまる、真珠まりこさんの絵本です。 絵本のなかでは、おとうさんのまゆげが、上に上がったり、下に下がったり、まんなかによったり……。ユーモラスに動きます。それを見て、男の子が真似をしてみるのですが、どうしてもうまくできません。するとおとうさんが、男の子に声をかけてあげます。「おとなに なったら できるよ」って。 大きくなることの楽しみを教えてくれるおとうさん。ゆかいなまゆげの動きとともに、思わず「へんがお」をしてみたくなるような楽しい一作。
インパクトのある表紙のイラストに惹かれ、手に取ってみたら、厚手のボードブックでした。
おとうさんの太いまゆげが「まゆげちゃん」。お父さんが泣くとハの字になったりと、上がったり下がったり曲がったりします。
変幻自在に動き回るまゆげちゃんを見ていると、こちらも自然とまゆげが動いてしまいます。
遠目に映えるイラストなので、大勢への読み聞かせに使っても喜ばれそうです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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