森の奥にひとりですんでいるゆきうさぎのピートくん。大好きな冬がきてウキウキです。でも、ひとつだけかなえたい願いごとがあるのです。そこで、サンタさんにお手紙を書いたピートくん、郵便配達には間に合わかなったので、自分で届けにいくことにします。
「ほっきょくせいをめざせば サンタさんのおうちへ たどりつける」
途中で森の動物たちに出会いながら、遠くのほっきょくせいをめざして歩くピートくん。やがてたどりついたおうちで出会ったサンタさんは……?
困っている様子の動物たちを見過ごすことができない、心優しいピートくん。でも、そんな親切な心が、やがてピートくんに大きな贈りものとしてかえってくるのです。ピートくんの願いごとって、なんだったのでしょうね。
2013年11月に刊行され、大好評だった絵本が新版となって再登場。全ページにキラキラの箔押しがほどこされ、読んでいる間もずっと夢ごごち。豪華で優しいクリスマス絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
世界中で翻訳され愛される、「クリスマスのちいさなおはなし」シリーズ。 全ページキラキラの銀箔が入った 豪華なクリスマス絵本で、プレゼントに最適!
ゆきうさぎのピートくんには、サンタさんに一つだけ願い事がありました。 そこで、手紙を書き、サンタさんに届けることにしました。 「北極星をめざせば、サンタさんのうちにたどり着ける」ピートくんは、 一人で出かけますが、途中で森の動物たちに出会います。 ピートくんの動物たちへのやさしい気持ちが、 ピートくんの願い事をかなえることにつながっていきます。 クリスマスの小さな夢のような心温まるお話です。
全てのページに銀箔が使われていて、とっても綺麗です。
かといって、派手派手しい感じではなく、雪の冷たさや、白く見える息、ほんのりともる灯りの神秘的で温かそうな感じ、クリスマスの装飾の華やかさなど、とても効果的に使われています。
ページをめくるたびに娘も、「きれ〜♪」と見とれていました。
お話も、ゆきうさぎくんが、みんなに優しさを分けてあげる、とっても心温まるストーリーでした。
寒さと ぬくもり。
冬の魅力を最大限に表現した絵本だと思います。 (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子7歳)
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