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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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komi

ママ・30代・神奈川県、女の子9歳 男の子6歳

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自信を持っておすすめしたい カブトムシのお母さんの愛を感じました  投稿日:2023/09/02
カブトムシがいきる森
カブトムシがいきる森 写真・文: 筒井 学
出版社: 小学館
子どもたちに大人気のカブトムシ、立派なツノやツヤツヤした身体を見て、我が子たちも見つけられると、とても嬉しそうです。
ツノが立派なオスを題材にした絵本が多い中、筒井学さんの絵本の中ではメスが卵を産むところがとても丁寧に描かれているのが、素敵だなと思いました。

多い時には100個近い卵を産むメス、そのひとつひとつの卵の周りに、生まれてくる幼虫のために程よい空間を作るそうです。
メスは卵を産んで死んでしまうので、幼虫に会うことはできません。
それでも我が子のためにひとつひとつ丁寧に空間を作ってあげているのか…とカブトムシのお母さんの愛を感じてしまいました。
我が子のために…そんな思いは、昆虫も人間も変わらないのだなと、筒井学さんのかぶとむしがいきる森を読んで思いました。

この絵本の舞台になっているぐんま昆虫の森のような豊かな自然を、カブトムシや昆虫が沢山生きていける環境を我が子のためにも残していきたい、子どもたちが虫取りに行くたびに色んな昆虫に出会える環境を残していきたい、そんな思いにさせてくれる絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい セミは子どもたちより大先輩でした!  投稿日:2023/08/28
セミたちの夏
セミたちの夏 写真・文: 筒井 学
出版社: 小学館
筒井学さんの絵本どれも本当に魅力的な作品で、書店で取り寄せて購入させて頂きました。
セミは7年土の中にいて、地上に出てきて1週間で死んでしまう、そう昔から思っていましたが、違いました。
セミが卵で1年過ごすこと、生まれてから気の根っこの汁を吸いながら脱皮を繰り返すこと、成虫は1週間以上生き延びることもある…私の知っていたセミの知識とは違うことばかりで、読んでいてとても勉強になりました。

そして息子や娘よりも成虫は先輩だ!ということに気が付いた時に、同じことをただひたすらに繰り返しながらも少しずつ少しずつ大きくなり、成虫になった時に美しい羽を広げ大きな声でなくセミを見つけて、とても感慨深い気持ちになりました。
子どもたちは透明に近い小さな幼虫は木から落ちてくるんだって可愛いね、ととても愛おしそうに話をしていました。
そんな可愛い幼虫もアリの餌食に…でもそれが自然です。
生まれたばかりの幼虫を食べるなんて残酷だなと思いますが…でもアリは悪者ではなくて、アリも子孫を残すため、命を繋いでいくために命を頂いている。
昆虫たちの生活はとてもシンプルですが、昆虫たちの生活や命から学ぶことはとても多いなと筒井学さんの絵本を読むたびに感じます。

それでも生き延びた幼虫が5年の時を経て、羽化するために掘り進めた穴の中から地上を見つめている可愛い写真が子どもたちのお気に入りです。

私は子どもたちに自分の命と同じように、他者の命も大切にできる子に育って欲しいと思っていて、セミや昆虫、自分よりも弱いと感じる生き物たちが懸命に生きている姿を通して、思いやりの気持ちが子どもたちの中で育って欲しいな、それを感じとれるような子どもに育って欲しいな、とセミたちの夏を読んで思いました。
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自信を持っておすすめしたい こんなに可愛い幼虫がいるなんて!  投稿日:2023/08/26
オオムラサキと里山の一年
オオムラサキと里山の一年 作・写真: 筒井 学
出版社: 小学館
筒井学さんのオオムラサキと里山の一年の絵本を読むまで、こんなに可愛い幼虫がいるなんて知りませんでした。
もともと昆虫が大の苦手だったのですが、娘が昆虫を好きになったのを機に、親の私自身も昆虫が大好きになり、昆虫の本を書店で探している中で、こちらの絵本と出会いました。
幼虫たちの可愛いさが溢れる写真と、昆虫たちのありのままの姿、普通の絵本ではなかなか描かれない、昆虫たちの厳しい現実もきちんと描いて下さってるのがとても心に残りました。
子どもたちには話しにくい、でも現実世界では当たり前に起こっている厳しい現実を淡々とでもありのままを描いて下さっているので、絵本を通して子どもたちと話し合うことができました。
淡々と描いて下さってるからこそ、感情移入し過ぎずに、子どもたちと話し合いながら命とは…生きていくということとは…答えが出ない問題に向き合うことができたと思います。
そんな厳しい現実の中でもたくましく生き抜く可愛い幼虫たち、美しい成虫たち、本当に昆虫の魅力が溢れていて、最後のページの筒井さんの言葉がとても心に残る素敵な絵本です。
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自信を持っておすすめしたい カマキリのイメージが変わりました  投稿日:2023/08/26
カマキリの生きかた
カマキリの生きかた 写真・文: 筒井 学
出版社: 小学館
カマキリの生き方を読むまで、カマキリは昆虫を食べる、少し怖い昆虫だと思っていました。
絵本の中にネコを目の前にして威嚇ポーズをしているページがあるのですが、子どもたちとそのカマキリの可愛さに、読むたびに笑顔になってしまうページです。
生まれたばかりの幼虫たちが葉っぱに並んでいるページも子どもたちのお気に入りのページです。
カマキリも昆虫を食べますが、カマキリが他の生き物に食べられたり、ハリガネムシに寄生されてしまったりしながらも逞しく生き抜いているのだと初めて知りました。
生き物を食べる…とても残酷に思えますが、私たち人間がしていることと変わらず、むしろ昆虫たちは必要な分だけを食べ、頂いた命を全て残すことなく丸ごと頂いていることを知り、子どもたちにも頂いた大切な命…残すことなく全て頂こうねと、食育にまでつながりました。
卵を産み終えて冬を迎え死んでしまったカマキリ…命を繋いでいくため、それだけのためにひたむきに生きているカマキリの姿はとても逞しく、美しく、儚く、自分自身の人生の中で一つのことに対してこれだけ真っ直ぐに、迷いもなく突き進んだことはあるのだろうか…と考えさせられる作品です。
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