新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

うさ忠

ママ・30代・栃木県、女5歳

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うさ忠さんの声

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自信を持っておすすめしたい 温かな友情  投稿日:2004/12/02
だるまちゃんとてんぐちゃん
だるまちゃんとてんぐちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
てんぐちゃんの持ち物がうらやましくて、「てんぐちゃんのような○○がほしいよう」と、だるまどんにねだる、だるまちゃん。でも、だるまどんの並べてくれる品々の中には、てんぐちゃんのもののような素敵なものはありません。「こんな○○じゃないんだけどな」だるまちゃんは自分で工夫して作ります。お椀で帽子、まな板で下駄、葉っぱでうちわ。
とっても似てるけど、代用品ですから全く同じというわけにはいきません。
けれど、てんぐちゃんは、代用品であることを馬鹿にせず、それらのものを見るたびに、にこにこして「いいのがあったね」などと言ってくれるのです。そして、だるまちゃんが、得意になるような鼻を手に入れた時には、自分より良い鼻を手に入れたと大変喜んでくれます。
自分より良いものを手に入れた友人を、心から祝える、てんぐちゃんの心の大きさ、温かさ。一緒に喜んでくれる友人がいるからこそ、手に入れた喜びが幾倍にもなる、だるまちゃん。本当に素晴らしい友人関係です。
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自信を持っておすすめしたい まあちゃんと一緒にだまされた!!  投稿日:2004/06/08
まあちゃんのまほう
まあちゃんのまほう 作・絵: たかどの ほうこ
出版社: 福音館書店
初めて読んだ時、娘は、タヌキが化けたお母さんだということに全く気づかず、まあちゃんとお母さんがハチャメチャに遊ぶ姿に大喜び。タヌキお母さんが「そんなこといったって、おいしいもん!」などと言うたびに、「大人なのにね!」とゲラゲラ笑っていました。
3回読んでも、最後のオチが全く理解できずに妙な顔をしているので、仕方なくホンモノとニセモノの違いの見分け方を教えると、それはそれで喜んで、ホンモノ・ニセモノ探しに夢中になったのですが・・・
やっぱり最初に、タヌキお母さんがホントのお母さんだと信じていた時が、一番夢中でした。種明かしをしたのは失敗でした(反省)。

ルールぶっちぎりで遊びまわる開放感!!
大好きなお母さんとこんなに思いっきり遊べたら!!
まさに子供の「魔法の夢の世界」ですね。
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自信を持っておすすめしたい イメージぴったりの絵!!  投稿日:2004/03/04
宮沢賢治の絵本 注文の多い料理店
宮沢賢治の絵本 注文の多い料理店 作: 宮沢 賢治
絵: スズキ コージ

出版社: 三起商行(ミキハウス)
この絵本を店頭で見つけた時、「これだ!!」と迷わず買いました。
宮沢賢治の童話の中でも大好きな話ですが、それまで、自分のイメージにしっくりする挿絵に出会ったことがなく、いつも違和感を感じていました。スズキコージさんの挿絵が最高です!
賢治の不思議な世界に、黒地に引っ掻いたような線の絵が、ぴったりマッチして、物語を盛り上げています。
子供が2歳の時に購入し、寝る前の絵本として読み聞かせをしていたのですが、子供は、独特のリズムのある文章が心地よかったらしく、当時は暗記してしまうほど気に入っていました。
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自信を持っておすすめしたい おっぱいって、幸せ  投稿日:2004/03/04
おっぱいのひみつ
おっぱいのひみつ 作・絵: 柳生 弦一郎
出版社: 福音館書店
幼稚園に入ると、子供は「おっぱい」等、ちょっと大きな声では言えないコトを、ふざけて言ったりしますよね。今のこの時期に、正しい理解をうえつけてやりたい。そんな気持ちの親にぴったりです。
ストレートに、ちょっとコミカルに、子供の疑問に答えてくれています。おちちを飲んだり、おっぱいを触ったりすることが、赤ちゃんにとって大事なこと、赤ちゃんがいなくても女の人はおっぱいが大きいこと、など、大変分かりやすく、面白く、素晴らしいです!
読んだ後、じんわり暖かい気持ちになり、「親子って幸せ!!」と思えます。
「きみは どんな あかちゃんだったのかな? おかあさんに きいてみよう!」と最後に書かれています。娘が恥ずかしそうに、「○○ちゃんは、どんな赤ちゃんだった?」と聞いてくれたので、娘の赤ちゃん時代のことを話してやりながら、あの頃の、生命への感謝の気持ちを思い出しました。
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自信を持っておすすめしたい 文句なしに楽しい!!  投稿日:2004/02/25
うみちゃんのまど
うみちゃんのまど 作: 中川 ひろたか
絵: 長 新太

出版社: 偕成社
女の子うみちゃんが、おしゃべりな飛行機に乗って、いろいろな国へ飛んで行くお話です。
休む間もなくだじゃれを飛ばしまくる飛行機と、超マイペースで動じないうみちゃんのコンビが、絶妙です!
この絵本を読んで以来、私達親子の出かける時の掛け声は、「それではしゅっぱつ、さん、しい、ごー!!」になりました。


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自信を持っておすすめしたい 異世界への旅  投稿日:2004/02/25
がたごと がたごと
がたごと がたごと 文: 内田 麟太郎
絵: 西村 繁男

出版社: 童心社
「がたごとがたごと」電車に揺られて…、…目的地で「ぞろぞろぞろぞろ」降りてくるのは、姿の変わった乗客達。
この変わりようにはビックリしますが、娘はお化けがぞろぞろ降りてくる場面に大喜び。「この人、鼻ほじってたからこうなっちゃったの?」なんて一人一人チェックします。どの人が何になったか、何度見ても飽きないようです。

旅には、確かに「日常からの脱却」「異世界へのあこがれ」がありますね。旅の本質をついているためか、こんなに劇的な変化にもかかわらず、不自然な印象を受けません。

出発駅での弁当屋、おみやげを買う人、見送り風景など、細かく見れば見るほど、プラットホームのざわめきが聞こえてきそうに臨場感あふれています。
乗客などがびっしり描き込まれた駅のページと、途中の風景のあっさりしたページとの緩急もいいです。
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