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お昼寝の数だけ夢もある♪
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投稿日:2006/09/02 |
ヒツジたちがお昼寝をしている、ほのぼのとした風景。
ヒツジの数が少しずつ増えていきます。みんなお昼寝。
『ひつじが いっぴき…』『ろっぴき…』などと数字が出てくるので、
数字に興味を持ち始めたお子さんは喜ぶかもしれませんね。
(絵本でお勉強をと薦めているわけではありませんよっ♪)
我が家の3歳の娘はヒツジを「1こ、2こ…」と数えていたので、
「動物は1ぴき、2ひき…って数えるんだよ」と教える機会になりました。
そんなほのぼのしたヒツジたちのお昼寝をぶち壊す犬。
それでもなお、ほのぼのした温かさが感じられる不思議な絵本です。
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【とりあえず】は魔法の言葉
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投稿日:2006/09/02 |
私の愛読書に、中山庸子さんの「『とりあえず』の魔法」があります。
この絵本を読んで、中山さんの このエッセイを思い出しました。
いきなりスゴイことを成し遂げるのは無理だけど、自分にも出来ることはある。
それならまずは自分に出来ることから第一歩を踏み出してみよう、という内容です。
一歩一歩が積み重なって、いつしか実績を積んでいることに気付くのです。
ワシテの先生は、そのことを知っていたんですね。
そして温かい視点や、先生にしては型外れな一面も持ち合わせていた。
ワシテの描いた点にサインを書かせて 作品として仕上げ、
また それを立派な額に入れて飾ってくれたことは、ワシテにとって
認めてもらえた嬉しさと自信につながったことでしょう。
人は誰かに何かを認めてもらえて喜びを感じた時、そのことに面白みを覚え
探究心も芽生えて、飛躍的に実力を伸ばすことが出来ます。
私も娘たちのことをもっと褒めなくては、とちょっと反省しました。
学校の美術展で「定規を使っても真っ直ぐに線をひくことが出来ない」という男の子に
自分が先生にしてもらったのと同じ指導方法で教えようとする姿勢には
自信や凛々しさすら窺え、魅力的だと思いました。
娘たちはワシテが絵を描くのかと思ったら、描いたのが「点」だった上に
先生に褒められていたので、その意外性が単純に面白かったようです。
ストーリー構成もきちんと成立していて、内容的にも本当に素敵な作品だと思います♪
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イタズラ
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投稿日:2006/09/02 |
相変わらず、イタズラ好きなエルマー。
ウイルバーと一緒に仲間のゾウ達をだまそうとしますが…。
あんまりイタズラが過ぎると、オオカミ少年みたいになっちゃうよっ!(笑)
…私もエルマー同様、イタズラ大好きなので人のことは言えませんが。
このシリーズ全てに言えることですが、色合いがとても美しく
登場する動物達の表情が豊かで、なんとも素敵な作品です。
また海外の作品であることを忘れてしまうくらい、
違和感のない状況にあった訳も とてもいいと思います。
一度、英語版のオリジナルを読んでみたいなあ。
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その正体は…!?
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投稿日:2006/09/02 |
不思議なパンツを売っているお店の店主はサ○タさんなんですね。
クリスマスパンツ、その正体を知ってしまうと
なんで効果があったのかと一瞬 思ってしまいましたが、
これはきっと「病は気から」と同じ原理なんでしょうねぇ。
気の持ちようで結果が変わってくるという。
絵本作品としては盛り上がりに欠け、物語を読み終えてしまうと
子供達は「えっ、もう終わり? ふーん…」という感じでした。
私もちょっと物足りない感があったので、この評価です。
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親子で???でした
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投稿日:2006/09/02 |
栗とウニの外観が似ているところに着眼して作られた作品なのでしょうか?
内容自体も…面白さも分かりませんでした。
子供達も「???」という感じだったようです。
ハンディサイズの絵本なのに、4コマ漫画風のページもあり
こまごまと手書きの吹き出しも多くて読みにくかったです。
また ヘビが出てくる場面では、普通に『ヘビたちは木につかまり…』
と書けばいいと思うのですが、なぜか『かんとりぃ・ヘビたちは…』となっていて
子供達に「かんとりぃ・ヘビって何?」と聞かれて困ってしまいました。
かんとりぃ・ヘビの【かんとりぃ】って、英語の country のことでしょうか?
イラストからは特に田舎っぽいヘビだという印象は受けないのですが!?
ペンネームも、もちろん好きな名前をつけていいとは思うのですが
なぜ わざわざ、MAJODE MAJORA(マジョーデ・マジョーラ)
などという難解な名前をつけたのか、意図が汲み取れません。
ちなみに本名は、松村 雅子さんとおっしゃるそうです。
いろんな意味で???な作品でした。
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殿様がいなくなったと思ったら…
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投稿日:2006/09/02 |
表紙の画像を見て頂くと分かるのですが、主人公の殿様の顔はピンク色。
だって、このお殿様はブタのお殿様なんです!
だから家来たちもブタです。ブタだらけのイラストがなんだか可笑しいです。
お殿様がいなくなったと思ったら…!
でも、つきたてのお餅ってモチモチして柔らかくて
その中に埋もれてしまいたくなる気持ち、とってもよく分かります。
娘たちは幼稚園で経験したお餅つきを思い出して幸せそうな表情でした。
明るく大らかなストーリーに読み手まで楽しい気持ちになる作品です。
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意地悪はダメという訓話
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投稿日:2006/09/02 |
この作品が発行されたのは1999年とのことなので、
せな けいこさんの作品ではないと思うのですが
私が子供の頃に読んだことのあるお話です。
いつも魚を横取りするオオカミに対しての、キツネの逆襲が
ちょっと残酷な気もしましたが、「意地悪はしちゃいけないよ」
という教訓めいていて、それはそれで良いのではと思いました。
この夏、町内の盆踊りポスターを切り絵やちぎり絵で制作した我が家の長女。
そんな長女は切り絵の技法のほうも気になって注目していたようです。
皆さんも、親子で切り絵やちぎり絵に挑戦してみると、
思いのほか楽しいですし、せな作品の注目点も増えますよ♪
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次の動物は何だろなっ♪
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投稿日:2006/09/02 |
さっすが長谷川さんの作品だわぁ♪
そっかぁー、トナカイさんは冬のあの日以外は暇なのね。
暇つぶしに、しりとりとは。
以前、長期にわたって身内が入院していた時に
毎日 往復2時間かけて病院の付き添いに通っていた私たち親子。
往復の車内で、運転手である私が眠くならないように
いつも「しりとり」に興じていたので、しりとりは得意です!
だから、この作品では次にどんな動物がくるのか当てながら読みました。
「う」と「ば」以外は、合ってましたよ♪
長谷川さんの絵、下書きナシで描かれているようです。
水彩画(だと思うのですが)のにじみ加減や濃淡が とても美しく、
ついつい見入ってしまいました。決して写実的な絵ではないのですが
ピカソのように普通の感覚を超越してデフォルメの域に達している感じです。
ますます長谷川さんの作品のファンになってしまいました。
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異国の風景が幻想的!
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投稿日:2006/08/29 |
この作品は 作者の下田昌克さんが中国・チベット・ネパール・
インドを旅行された際、見た風景や教えてもらった話をもとに
作られたのだそうです。
なんとも不思議な色合いで、カメに水を入れて運ぶ母子の姿や
水浴びをするゾウの姿など、日本では決して見られないような風景が
躍動感たっぷりに活き活きと描かれています。
うちの娘たちは ページをめくるたびに「うわぁー、きれい!」と
その美しい絵を楽しんでいる様子でした。寝る前に読んだので、
この作品のおかげで 一日の最後に異国情緒を味わえて、
ちょっとだけ異空間を旅してきたような、不思議な感覚を味わいました。
文章もリズミカルで とても心地よく、
私たちの生活と 切っても切り離せない大切な水の構成や
そこに集う生き物の姿を通して 生きる真髄が語られているような、
ちょっと哲学的なにおいのする不思議な絵本です。
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日本の夏の風景
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投稿日:2006/08/29 |
子供達が寝る前に読んだ中の1冊だったのですが、
同時に読んだ作品が異国情緒あふれる作品だったせいか…
こちらは対照的に【日本】を感じて心安らぐ感じがしました。
やっぱり、日本の昔からの風景や暮らしっていいですねぇ♪
聞き慣れない釣り道具らしい名称も出てはきましたが、
九州のほうの方言の混じったような会話文や人々の温かさ、
穏やかな風景などに癒されます。
いつの間にか欧米の物や習慣が 日本の生活に深く浸透している昨今、
こういう長閑でシンプルな日本の暮らしを忘れたくないなあ…
また子供達にも知っておいて欲しいなあ、と心から思いました。
囲炉裏に鍋をくべての夕食だなんて、現代では経験できるのでしょうか?
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