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自信を持っておすすめしたい 今の時代、是非読んでもらいたいです  投稿日:2010/11/03
でんでんむしのかなしみ
でんでんむしのかなしみ 作: 新美 南吉
絵: 井上 ゆかり

出版社: にっけん教育出版社
自分だけが悲しく、辛い思いをしているわけではなく、皆が各々悲しく、辛い気持ちを持ちながら生きているんだ…ということを教えてくれる本です。

人は悲しい時や辛い時には、「どうして自分だけが…」と思いがちですが、そんな時にこの本を思い出せれば救われると思います。

地味な本ではありますが、強いメッセージを与えてくれる本です。是非、お子さんの一緒に読んでいただきたいです。

子供の時に読んで、辛い時や悲しい時にこの本を思い出す事が出来たら、その人は人生をあきらめることなく、頑張って生きていくことができるはずです。

自らの命を断つという悲しい選択をしてしまう子供、若者、そして大人が多いこの時代、是非、この本を早いうちから読んで頂きたいと思います。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 家族愛が良いですね〜  投稿日:2010/11/03
きょうはなんのひ?
きょうはなんのひ? 作: 瀬田 貞二
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
羨ましいような絵本ですね。

表紙の、まみこがお父さんやお母さんに気付かれないように手紙を入れようと伺っているところから、お話が始まります。

両親の結婚記念日をお祝いしようとするまみこ、まみこに内緒で大好きな子犬をプレゼントする両親。
お互いがお互いの事を思いやっていて、素敵な家族愛を羨ましく思います。我が家も一人娘の3人家族。こんな感じ良いなぁ〜。

子供は、まみこの作戦をゲーム感覚で読み進めていました。本当に、楽しい宝探しですよね。

最後のお手紙を繋げる所、心憎い演出で脱帽です。

林明子さんの挿絵を見ているだけで気持ちが温かになります。そして、詳細に描かれた家の中、それを見ているだけでも楽しいですね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 子犬ってこうやって成長するんですね  投稿日:2010/11/03
こいぬがうまれるよ
こいぬがうまれるよ 作: ジョアンナ・コール
写真: ジェローム・ウェクスラー
訳: 坪井 郁美

出版社: 福音館書店
犬は好きなんですが、子犬が産まれる所を見た事がありません。
正直、驚きました。目が見えないのはなんとなく想像がついたのですが、耳の穴までふさがれているなんて…。知りませんでした。

娘は小学1年生。犬が大好きで食い入るように写真を見ていました。白黒写真なので、出産シーンも特に強烈な事もなく進んでいきました。

子犬が産まれてから2か月になるまでの成長記録。どれも可愛いです。愛おしいです。子犬がほしくなってしまいますね。

幼いうちに、こういった本に触れ、可愛い、愛おしいと思える心を養い、動物虐待などがない世の中になってくれれば良いな〜と思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 昔の人の知恵を見直してみる  投稿日:2010/11/03
こんこんさまにさしあげそうろう
こんこんさまにさしあげそうろう 作: 森 はな
絵: 梶山 俊夫

出版社: PHP研究所
「のせぎょう」という、えさが最も乏しくなる大寒の夜に、キツネやタヌキなどの山に住む動物に食べるものを施し、動物達が悪さをしないよう考えられた年中行事を題材にした本です。

何日も雪が降り続いて、食べ物が底をついたキツネの母と子。寒くてお腹がすいた子ギツネは、泣きながらお母さんキツネの胸の中で眠ってしまいます。母親にとって、これほど辛いことはないと思います。母ギツネは村の鳥小屋を襲おうと決心しますが、犬にほえられて断念。池も凍っていて魚も取れない。諦めて母ギツネが穴に戻って見たのは、子ギツネが枯れ葉をくわえ、泣いて眠ってしまった子ギツネの姿。切なすぎます…。

でも、そんな時、村はずれのお稲荷様から、「こんこんさまにさしあげそうろう」という子供達の声が聞こえてきます。丁度、のせぎょうの日だったのです。母ギツネは「ありがたい」とお稲荷様に手を合わせ、お供え物のあずきめし、あぶらあげ、かわじゃこを持って帰り、子ギツネに食べさせます。母ギツネの目に涙が一杯たまります。私も涙が出てしまいました。

この本を読んで、最近、民家まで下りてきて畑を荒らし、射殺されるクマ、捕獲される鹿や猿などを思い出しました。昔の人達は、動物達の生を尊重することが自分達の生活を守ることだと判っていたので、こういった行事をしていたのでしょう。

今、地球温暖化、樹木の伐採など、彼らのえさを取り上げているのは私達人間。自然、野生の動物、人間がどう共存していくのか、改めて考えさせられる一冊でした。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい 今では考えられない設定ですが・・・  投稿日:2010/11/02
あさえとちいさいいもうと
あさえとちいさいいもうと 作: 筒井 頼子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
大好きな筒井頼子さんと林明子さんのコンビによる作品。筒井さんの子供心を上手く捉えた作品に林さんの繊細な挿絵。さすがです。

現代では考えられない設定ですが、昔はこんな事もあったよなって、親の私が懐かしく感じてしまいます。

あさえがあやちゃんを探しに行く場面は、ドキドキ。小さい子って、ちょっと見離した隙にどこかに行っちゃって。本当に心配ですよね。
最後に、あやちゃんを見つけたあきえの安心した笑顔、「ここだよ」って手を振るあやちゃんのあどけない姿。あやちゃんを抱きしめるあさえ、お姉ちゃんの抱っこに身をゆだねているあやちゃん。
娘は一人っ子なので、こういう姉妹に憧れているようです。

林さんの描く登場人物は、いつも活き活きとしていて素敵です。また、林さんの遊び心も大好きです。
「はじめてのおつかい」のみぃちゃんのおうちは、ご近所なのかな。「はじめてのおつかい」の登場人物を見つけるのも、楽しみの一つです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 叱られるより優しくされる方が身にしみる  投稿日:2010/11/01
ガンピーさんのふなあそび<新版>
ガンピーさんのふなあそび<新版> 作: ジョン・バーニンガム
訳: みつよし なつや 光吉 夏弥

出版社: ほるぷ出版
ふなあそびに出かけたガンピーさん。途中、子供達、うさぎ、ねこ、犬、豚などが乗せてほしいと頼んできます。ガンピーさんは条件付きで乗せてあげます。最初はみんなで仲良く乗っていたのに、みんなが約束を破って大変なことに…。

約束を破って大変な事になってしまった時、「約束したでしょう!どうして約束破ったの!」などと怒ってしまいがち…。でも、ガンピーさんは怒らないで、イギリス人らしく「お茶の時間です」なんて言って、ゆっくりお茶を飲んでいます。

みんなそれぞれ、心の中で反省しているはずなんです。こういう時って、がつんと怒られるより、優しくされる方が身にしみて、申し訳なく思いますよね。

最後にガンピーさんが「また、いつかのりにおいでよ」と誘います。きっと次は大丈夫。きっと大人しく、仲良く乗っているはずです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 繰り返しが面白い  投稿日:2010/11/01
よかったねネッドくん
よかったねネッドくん 作・絵: レミー・シャーリップ
訳: やぎた よしこ

出版社: 偕成社
ニューヨークに住むネッド君がパーティーに招待され、フロリダまでいく冒険話。
「よかった!」、「でも、たいへん!」が繰り返されて、テンポよく進みます。「よかった!」時は、カラーの挿絵。「でも、たいへん!」の時は、白黒の挿絵。そんな趣向も面白いです。
原文も乗っているので、そちらのリズムも楽しめます。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 木版画の挿絵が素敵です  投稿日:2010/10/29
でんでら竜がでてきたよ
でんでら竜がでてきたよ 作: おのりえん
絵: 伊藤 英一

出版社: 理論社
NHKの「にほんごであそぼ」で歌を覚えてしまった娘が、「読みたい、読みたい」ということで読んだお話。

ありこが紙に描いた卵の絵から竜(タブラッサ)が生まれ、やがて成長し、旅立っていくという、ありことタブラッサの親子の愛情を描いた、ファンタジー作品です。

挿絵が木版画のようで素敵です。

結構長い本なので、何回かに分けて読み聞かせを行いましたが、先が知りたい娘は、一人で読み進めてしまい、「ああ〜面白かった」と言っていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 不思議な妖怪の世界へようこそ  投稿日:2010/10/28
めっきらもっきらどおんどん
めっきらもっきらどおんどん 作: 長谷川 摂子
絵: ふりや なな

出版社: 福音館書店
折角神社に遊びに来た かんた。なのに友達が誰もいない。
かんたはめちゃくちゃな歌を歌います。
「めっきらもっきらどおんどん」って何?って思っていたのですが、この歌の歌詞だったんですね。

歌を歌ったかんた、すると…大木の穴の中から奇妙な声が聞こえてきます。

穴があったら、勿論、覗き込みますよね...。奇妙な声が聞こえるんですから。穴というのは人の好奇心をそそります。障子の穴だってそうです。覗きたくなります。
かんたが覗き込んだその途端。不思議な世界へ飛び込んでしまう事に…。

不思議な世界には面白い妖怪3人組。妖怪なんですけど、あまり怖い感じがしません。妖怪たちが泣いたり、喧嘩したり…。かんたは全く怖い思いをしないんですよね。そこが子供にはおススメできるところです。

子供はちょっとした冒険に憧れます。そんな気持ちを叶えてくれる本だと思います。

お勧めです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う みんなにおやすみなさいしようね…  投稿日:2010/10/28
おやすみなさい おつきさま
おやすみなさい おつきさま 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: クレメント・ハード
訳: せた ていじ

出版社: 評論社
赤ちゃんの時に、夜寝る前の本として購入しました。英語と日本語の2冊を購入し、代わる代わる読んでいましたが、確かに韻を踏んでいる所などは、英語の方がこの本の良さが味わえます。

ただ、子供に「ねんねをするときは、周りの皆に『おやすみなさい』しようね」ということを伝えるためだけだったら、日本語でも十分伝わるかなと思います。

絵は鮮やかで結構強烈な色のページと、白黒のページが交互に出てきます。メリハリがあって、良いです。
参考になりました。 0人

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