新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
話題
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

  • 笑える
  • 盛り上がる
  • ためしよみ

きよぴこ

ママ・50代・栃木県、男の子25歳 男の子23歳

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自己紹介
小学校で読み聞かせの活動をして7年目です。音訳奉仕員もしています。
好きなもの
洋裁・読書(ミステリーが好き)・映画や海外ドラマ(犯罪捜査もの・ミステリー・オカルトが好き)。
ひとこと
読み聞かせの覚書として絵本ナビのマイページを利用しています。
自分が面白いと思う本・いいなと思う本を中心に選んでいましたが、どうしても偏ってしまうように思います。皆さんのレビューはとても参考になります。
知らない本がたくさんあり、まだまだ勉強不足ですね。

感想は徐々に投稿する予定です。
その中で、読み聞かせに使った本は、その時の子供の反応や所要時間なども記したいと思います。

【子供の反応】は読み手から見た子供の様子を評価したもので、★5が「子供にとてもうけて盛り上がった」、☆5が「子供に不評だった。とてもつまらなそうだった。」で表しています。
あくまでも読んだ時の状況を評価しているので、読み手の技量やその場の雰囲気で子供の様子は大きく変わると思います。
※本の内容を評価しているわけではありません。

きよぴこさんの声

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自信を持っておすすめしたい ふんふんふ〜ん♪  投稿日:2010/11/18
うんこ!
うんこ! 文: サトシン
絵: 西村 敏雄

出版社: 文溪堂
絵本ナビで立ち読みして大うけ!
たまたま図書館で見かけたので借りました。
ほんと楽しい本ですよね。

うんちネタって子供は大好き。
私がゲラゲラ笑いながら読んでいると子供が一緒に見始めました。
息子は細かいところも楽しんでいるようでした。
初めのページの魚眼レンズでのぞいたような丸い窓。私は解説しなかったのですが意味が分かったようで感心しながら笑ってました。

ストレートなタイトルにもウケていましたが、読み終わった後
「いいお話じゃない♪」と。
昔は肥やしになってましたよね。そうだったそうだった。
下ネタとしての面白い存在で終わらないところがとてもいいですね。

機会があったら読み聞かせで使ってみたいです。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい 再版希望!  投稿日:2010/11/13
ももの里
ももの里 作・絵: 毛利まさみち
出版社: リブリオ出版
みんな知っている「桃太郎」。
どうして桃の中から男の子が出てきたのか、そしてどうして鬼退治に行ったのか不思議ですよね。
この作品は毛利さんがお孫さんのために作ったお話だと聞きました。

よくあるような悪を懲らしめ正義は勝つ系の昔話かと思って、特に期待もせずに読み始めました。
最後の最後にならないとこのつながりはわかりません。
私も初めて手にしたときには「え〜!!」と言ってしまいました。
(静かな図書館で・汗)
この最後の驚きがとてもいいですね!

大好きな作品で購入したいと思っていますが、廃版なんですよね。
少し高くてもいいからと思って探しているのですが、残念ながら手に入らないのが現状です。ぜひ再版してほしい作品です!


小学校の読み聞かせでも使いました。
みんな最後のページで「あ〜〜!!」と驚いてくれます。
「なるほど、これで始まるんだ!」と感激してくれますが、創作であることは説明します。
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読み聞かせに使った学年:2・3・4年
子供の反応:★★★★★
所要時間:12分程度
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 文学作品に触れる  投稿日:2010/11/11
おきなぐさ・いちょうの実
おきなぐさ・いちょうの実 作: 宮沢 賢治
絵: たかしたかこ

出版社: 偕成社
5年生の読み聞かせに「いちょうの実」を使いました。
読む前に「いちょうの実ってほかの名前を知ってる?」と聞いたところ全員知りませんでした。「銀杏だよ。」と言ったらみんな「あ〜!!」と言ってましたけど。学校にもいちょうの木があり実がたくさん落ちているのですが、いちょうの実という名前でないから結びつかなかったのでしょうかね??
読む前に前置きしてよかったです。

いちょうの実が木から落ちる直前のお話。擬人化していちょうの実が不安や夢を語ります。
旅立つ不安、お母さんと別れるつらさや悲しさをみんなで乗り越えていこうと励ましあう姿。
お母さんは悲しみのあまりただ黙って立っているだけですが、一言もなかったからこそ母としての悲しみが伝わります。そして子供たちの会話の中でわかる母の気遣いがより子離れのさみしさを表現しているなと感じました。


お母さんにべったりだった幼児期を過ぎ、少しずつ親離れしていく子供たち。いちょうの実は木から落ちたら母親のもとに帰ることはできないけれど、人間はいつでも親元に帰ることができる。帰る場所があるからこそ、安心して「親離れ」できる。
親もこれからさきずっと子供の帰る場所でいられるように「子離れ」しないといけないですよね。


絵本ですが文学作品なので当然文章量が多いです。
読み聞かせの間、読むことに一生懸命で子供たちの様子をあまり見る余裕がありませんでした。反省…。
でも後で私の息子に「今日、お前のお母さんが読んでくれた本面白かったよ。」と言ってくれた子がいるそうで、とても嬉しかったです。
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読み聞かせに使った学年:5年生
子供の反応:★★★★☆(??)
所要時間:〜10分
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい みんなが知ってる話だからこそ  投稿日:2010/11/11
蜘蛛の糸
蜘蛛の糸 作: 芥川龍之介
絵: 遠山 繁年

出版社: 偕成社
5年生の読み聞かせで使いました。
読み聞かせのリストで数か月前に「杜子春」をした記録がありました。
「同じ作家の作品です。」と初めに紹介しました。
この作品は有名なのでタイトルを見せると「あ〜!これね!」みたいな反応でした。
でもあらすじだけは知っているだろうけど、本を読んだことはないかもしれない。子供用に編集したものもありますから、原文を知ってもらうというのは大切だと思ったのです。

この絵本は原文で書かれています。そして遠山さんの描く地獄がものすごく怖い。この絵は小さい子にはショッキングかもしれないですね。
高学年向きの作品かなと思いました。


芥川龍之介は好きな作家のひとりです。文章がとても美しいと思います。教訓のようなものはあってもそれが宗教臭くなく、押しつけがましくないところも好きなところです。
読み聞かせにもいろいろ使いたいのですが、時間に制限があるので読み聞かせに使う作品は決まってしまいますね。
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読み聞かせに使った学年:5年生
子供の反応:★★★★☆
所要時間:〜10分
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う 表紙からは想像できない展開  投稿日:2010/11/09
ぼくがラーメンたべてるとき
ぼくがラーメンたべてるとき 作・絵: 長谷川 義史
出版社: 教育画劇
楽しい本かなと思って手に取ってビックリ。
こんなに重い本だったとは。
僕がラーメン食べてるその同じときに、遠くの国の子は…。
平和な国で暮らしているとそういうことも忘れてしまいますよね。

小さい子には難しいですね。文章は難しくありませんが、テーマを理解できないのではないでしょうか。
小学校高学年以上、むしろ中高生にも読んでもらいたい絵本です。感想文を書いてもらったらどんなふうに書いてくれるかな。

世界平和や子供の人権を考える手段として身近なことから始まるこの本は、とてもわかりやすく気づきも多いですよね。
「ただ読んで終わり」ではなく「考える時間」も必要な本です。必要ならば解説をして、どんなふうに感じたか親子で話すといいのではないでしょうか。


小学校の読み聞かせでも使いました。
正直、読み聞かせはちょっと難しい本だなと感じています。
ある程度の年齢にならないと理解できませんし、それを理解できる年齢だとしても、テーマが重いので読み聞かせをする時間帯や本の組み合わせや読む順番にも配慮する必要があると思います。私が担当する読み聞かせは基本朝なので、朝から重い話で締めくくってしまうのもどうかと思うのです。

何度か大笑いされてしまいました。最後の倒れていたときも…。
本の真意は伝わっていないのは間違いありません(涙)。
繰り返しのパターンが面白かったのでしょうか。どうして面白かったのか聞いてみればよかったな…。
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読み聞かせに使った学年:4・5・6年
子供の反応:★★★☆☆(無言で考える)〜★★★★★(大笑い)までいろいろ
所要時間:3分程度
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい かみ合わないから面白い!  投稿日:2010/11/08
メリークリスマスおおかみさん
メリークリスマスおおかみさん 作・絵: 宮西 達也
出版社: 女子パウロ会
宮西さんの絵本は大好きなのですが、この本はほんと楽しいですね。
おおかみとこぶたの会話がかみ合っていないところが面白い!
子供も私も笑いながら読みました。
最後のおおかみさんのプレゼントも素敵です♪
それにしてもこぶたちゃんたちは「オオカミは怖いのよ!」と教えてもらっていないのかしらね?(笑)

小学校の読み聞かせでも使いました。
予想通りおおかみとこぶたのかみ合わない会話は大うけです。
読み手も恥ずかしがらずに「うっううう〜う!」と必死にうなったほうが面白くなるのではないでしょうか。
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読み聞かせに使った学年:1・2年
その時の子供の反応:★★★★★
所要時間:5分程度
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 戦争について考えさせられる  投稿日:2010/11/08
紅玉(こうぎょく)
紅玉(こうぎょく) 文: 後藤 竜二
絵: 高田三郎

出版社: 新日本出版社
戦争によるさまざまな過ち。日本の過ちのひとつは強制連行によって連れてきた中国や朝鮮の人々の人権を無視し過酷な労働をさせていたこと。
その事実は戦争の話の中でもあまり語られていないように思うのです。
私たちの世代でも詳しくは知らない人が多いし、ましてや子供の世代では知らない子のほうが多いと思います。

世界平和を願うのであれば、こういう触れたくない部分もきちんと伝えていかなければならなりません。
日本の外交の面において緊張する今、どうしてそんなに日本が憎まれているのか、背景の一つとして知っておく必要はあると思うのです。
(最近問題になっている、外交上の解決の手段や論説が適切かどうかはまた別の話ですが。)

「あの人たち、どうしてるべな」おじいさんは毎年リンゴを見るたびにつらかった出来事を思い出しそれを語っていました。
飢えで苦しんでいる人にリンゴくらいあげてもよかったんじゃないか、でもそのリンゴは自分の家族を養う大切なもの…。
その葛藤が何十年たっても続いていたんでしょうね。
この油絵で描かれたリンゴを見ると、その胸の痛みがとても伝わってきます。


小学校の読み聞かせでも使いました。
後で知ったのですが、この本は以前課題図書だったそうですね。子供に伝えるべき素晴らしい作品です。
でも、朝の読み聞かせの時間には内容が重すぎるようです。時間帯や機会を選ぶべき作品だと思います。
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読み聞かせに使った学年:6年生
その時の子供の反応:★★☆☆☆
所要時間:8分程度
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 引き込まれて一気読みしました  投稿日:2010/11/07
獣の奏者(1) 闘蛇編
獣の奏者(1) 闘蛇編 作・絵: 上橋 菜穂子
出版社: 講談社
書店でよく見かける本で、評判がよさそうなので手に取りました。
正直、私自身はファンタジーはあまり好みではありません。しかもシリーズ化していて、一冊がとても分厚い。さらに自分が苦手なカタカナの名前・・・。
評判がよさそうでもちょっと敬遠していたんです。

児童書のコーナーにあるファンタジー。子供に人気なわけでしょ…とそれほど期待しないで購入したんです。

ごめんなさい!!
それって完全な私の偏見でした!

読み始めたらすっかりこの本に夢中になりました。ほんと一気読みでした。児童書とは片づけられない深い内容です。
この世界観は大人でも十分に楽しめるファンタジーだと思います。


自分の息子(6年生)にも薦めているのですが、本のぶ厚さからでしょうかまだ手に取ってくれません。
エリンの強さや賢さは子供にぜひ読んでもらいたいと思っているのですが、そのうち読んでくれるといいな…。

登場人物が多くカタカナ名なので小学校高学年以上じゃないとちょっと難しいかな。
シリーズを読破したら、読み聞かせの時のブックトークにも使おうと思っています。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 続編も期待を裏切りません  投稿日:2010/11/07
獣の奏者(2) 王獣編
獣の奏者(2) 王獣編 作・絵: 上橋 菜穂子
出版社: 講談社
あまり期待せずに購入した前作。見事に裏切られてすっかりはまってしまいました。
続編なのでとても楽しみに購入しました。

エリンはさらに成長します。
自分の宿命、王獣との関係、政治に巻き込まれていく様子など、前作よりもかなり内容も複雑になっていると思います。

登場人物それぞれが悩みを抱えているところも読みごたえがありますね。どれが正しい正義なのかという線引きもなかなかできない。理想と現実のはざまで揺れ動くところは、それぞれの立場で考えるとより深いものになります。

前作のレビューでも書きまいたが、シリーズを読破したらブックトークをしたいと思っています。
まだ数冊ありますので…もうちょっと先になってしまいますが。

小学校高学年以上でないとちょっと難しいかな。
男女関係なく感動できる話だと思います。
大人にもおすすめのファンタジーです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい この正体は…  投稿日:2010/11/07
ハエくん
ハエくん 作・絵: グスティ
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
書店で表紙のかわいさにひかれて手に取りました。
読んでみるとなんと衝撃的な内容。
直接的な表現ではないところがまた気に入りました。

自分の子供と一緒に読んだところ、それが何なのか気づくまで「?」という感じでしたが、その正体がわかると大うけ!
「あ、そういうことね!!」と発見に喜んでいました。

「驚き」がある本っていいですよね。

小学校での読み聞かせでも使いました。
堅苦しく聞いているクラスでは反応が鈍かったです。
読んでいるときにその正体がわからない子もいたようです。
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読み聞かせに使った学年:3・4・5年
その時の子供の反応:★★★☆☆
所要時間:〜5分
参考になりました。 3人

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編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

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