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どんぐりぼうや

ママ・50代・東京都、男の子23歳

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自己紹介
最近のマイブームは、お写ん歩(写真を撮りながらの散歩)と御朱印集め。ここのところ、絵本から遠ざかっておりますが、そのうちまた戻ってくると思います(^−^)【2019.5月現在】
ひとこと
★「マーカス・フィスターさん新刊発売記念!講談社レビュー大賞」で、「ちいさなつきがらす賞」をいただきました。(2011.1月)
★「親子で遊ぼう ふれあい絵本」で、「まんまるちゃん賞」をいただきました。(2011.1月)
★『「やんちゃっ子の絵本」シリーズ レビュー大募集!』にて、「クレヨンハウス賞」をいただきました。(2011.4月)
★『講談社絵本新人賞「ぼくとおおはしくん」応援レビュー募集中!』にて、「講談社賞」をいただきました。(2011.5月)
★『新刊発売記念 レオ・レオニ作品 みんなの声大募集!』にて、「レオ=レオニの世界B賞」をいただきました。(2011.12月)

蔵書にしたい本

公開

  • 新装 ぼくを探しに

どんぐりぼうやさんの声

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自信を持っておすすめしたい 不思議な世界  投稿日:2016/02/10
NO.6(ナンバーシックス) #1
NO.6(ナンバーシックス) #1 著者: あさの あつこ
画家: 影山 徹

出版社: 講談社
本のタイトル「NO.6」とは、あらゆることが管理しつくされた理想都市のこと。ストーリーは、「ネズミ」と名乗る少年と紫苑の出会いから始まります。

ネズミを介抱してやったことが治安局に露見し、紫苑と家族はNO.6のエリート居住区『クロノス』から準市民の居住地『ロストタウン』へと追いやられるはめに。

4年後、公園管理事務所で働いていた紫苑は、公園内で変死体を見つけます。変死事件の犯人として治安局に連行されそうになった紫苑ですが、かつてのネズミに助け出され・・・

第1巻では、紫苑とネズミの出会い、そして謎の変死体がポイントとなるかと思います。紫苑が逃げてきた西ブロックでの生活や人々の出会いを通じ、紫苑は理想都市NO.6の裏側に隠された恐ろしい真実を知っていくことに・・・。

理想都市「NO.6」というあらゆるものがシステム制御され、ロボットと人間が共存している世界は、あらゆる不快が取り除かれており、一見とても恵まれた環境のようでありながら逆に不自然な異様な空間でもあり、近未来を予言しているような不思議な世界感で描かれています。

挿絵には写真が使われていて、本の中の世界とリアルな世界が繋がっている感がUPしています。小説などの一文の引用が度々出てくるのですが、文字のフォントが使い分けられているので一目瞭然です。癖のあるフォントなので、正直、読みにくさはかなりありますが。

それにしてもネズミと名乗る少年、本心を表に出さない性分らしく、謎の包まれた存在でとても怪しいのですが、それがまた良かったりもします。とても続きが気になる終わり方。読み始めると止まらなくなる作品です。
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自信を持っておすすめしたい 実話だけに、考えさせられます  投稿日:2016/01/19
ホームレス中学生
ホームレス中学生 作: 田村裕
絵: 山本 祐司

出版社: ワニブックス
著者は、お笑いコンビ麒麟の田村裕。中学生がホームレス??と興味をそそるタイトル。読んでみればわかりますが、実際にホームレス状態だった期間は、思っていたよりも短いです。

近所の公園で、ダンボールを食べて飢えを凌いだという場面は、お腹が減りすぎていろんな物を食べてみたうちの一つでしかありません。毎日段ボールを食べていたわけではないようです。内容的には、ホームレス時代そのものよりも、その後の極貧生活の方が長く書かれています。

だからといって、貧乏不幸話をおもしろおかしく書いているだけかと思えばそうではなく、そういう事態に至るまでの過程や家族関係、そしてその後、どうやって生き残ってきたかということが素直に書き綴られています。

極貧生活ならではの笑える話もありますが、家族との関係、力になってくれた友人、支えてくれた近所の人たちとの関係、そういう人間関係がこの本の魅力を数倍引き立たせているのではないでしょうか。特に、亡くなっているお母さんとの関係やお母さんを思う気持ちが多く出てきて、田村少年にとって母親の存在はどれほど大きなものだったかが伺い知ることができ、その辺は感情移入してしまいました。

困ったときに誰かが助けてくれるというのは、決して当たり前のことではなく、やはりその人の人柄があってということもあるんでしょうね。我が家はこんなことにならないようにせねば!と思った一冊でした。
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自信を持っておすすめしたい 「精神障害者移送サービス」という仕事  投稿日:2016/01/12
「子供を殺してください」という親たち
「子供を殺してください」という親たち 著: 押川 剛
出版社: 新潮社
著者が若くして立ち上げた警備会社の従業員がある日、精神疾患を発症したとのこと。状態がひどくなり、従業員は故郷へ帰ることになったのですが、のちに両親から「本人が入院を嫌がって暴れ、大人3人がかりで縛って連れて行った」という話を聞き、深く心を痛めた体験が、説得による「精神障害者移送サービス」を始めるきっかけとなったようです。

著書の中で、「精神障害者移送サービス」という仕事の中で出会った様々な家族のケースをいくつか取り上げ、詳細に記述しています。読んでいるだけでも、厳しい現場の状況が伝わってきます。本当は行政が動くべき場面で行政が動かない、動けない現実とか、警察とのやり取り、精神保健福祉法とか精神科病院の状況など、はっきり言って私には難しい内容でもありました。

ただ、時折テレビ等のニュースで目にする残虐な事件、ああいった事件が発生する背景には少なからず犯人のこういった家族関係の不和などの要因もあることを拭い切れず、改めて家族とは?社会とは?と問いたくなる、そんな気持ちになりました。これを読めば今後、ニュースを見る視点が少し変わるような気がします。
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自信を持っておすすめしたい 心の持ちようのバイブル  投稿日:2015/12/03
置かれた場所で咲きなさい
置かれた場所で咲きなさい 文: 渡辺 和子
出版社: 幻冬舎
タイトルに惹かれて読んでみた本ですが、心の持ちようを変えてみるだけでこんな風に気持ちが晴れるものなんだと思わされました。同じ物事に対しても、捉え方の視点を変えてみるだけで感じ方も変わってくるんですね。

ネガティブ思考の強い私ですが、その言葉に添えられた文章のおかげか、すんなりと言葉が染み渡り、読み進めることが出来ました。そもそもが難しい専門用語などが出てきたりしませんので、とても読みやすい内容になっています。中には、マザー・テレサが来日された際の話なども載っています。著者自身、マザー・テレサの影響もかなり受けているように思います。

最近、物事が上手くいかないなと感じられている方ほど、この本を読んでみることをお勧めします。
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自信を持っておすすめしたい 意外と知らない絵本のこと  投稿日:2015/12/03
絵本作家になるには
絵本作家になるには 著: 小野 明 柴田 こずえ
出版社: ぺりかん社
現在活躍中の絵本作家さんのドキュメント、子どもの頃の話から若い頃の葛藤、紆余曲折あって絵本作家としての現在に至るまでのお話は、大変興味深かったです。

その他、絵本の構造や絵本の展開、絵本のジャンル分け、一冊の絵本が誕生するまでの過程などなど、絵本作家になりたいと考えている方には大変参考になる内容ばかりでした。基本的な部分では、絵本の各部分の名前と役割までわかりやすく図解解説されています。

今まで絵本はたくさん読んできましたが、絵本を仕事して考えた場合、絵本について知らないことがたくさんあるんだなとこの本を読んで実感しました。

絵本作家を目指している方、単純に絵本が大好きな方、どちらの方が読んでも読み応えある一冊だと思います。
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なかなかよいと思う 全部写真で細かく掲載  投稿日:2015/12/03
MOE絵本教室 絵本作家におそわる描き方
MOE絵本教室 絵本作家におそわる描き方 編: MOE編集部
出版社: 白泉社
絵本作家におそわる画材テクニックとして、現在活躍中の絵本作家さんの仕事場へ乗り込み取材の総集編っていう感じです。実際に使用している絵の具や画材、製作過程など、全部写真で細かく掲載されており、これはこれで一冊のドキュメンタリー絵本のような感じでした。

とはいえ、絵本が好きなだけのズブな素人の私には、真似したくても出来ない世界だな〜という憧れの眼差しで眺めました。ある程度、絵画に対しての知識のある方ならきっと釘付けになって読破するであろう一冊です。それにしても、製作過程は本当に細かく載せており、絵本作家を目指している方なら絶対に参考になると思います。
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自信を持っておすすめしたい 上橋菜穂子さんのデビュー作  投稿日:2015/12/03
精霊の木
精霊の木 作: 上橋 菜穂子
絵: 二木 真希子

出版社: 偕成社
上橋菜穂子さんのデビュー作のようです。

あることが原因で地球に住めなくなった人類が、別の星へ移住してから約200年後の世界が描かれています。

とにかく展開が速くて、あっという間に物語の世界へ引き込まれます。デビュー作とは思えないようなスケールのデカさ、人間の身勝手さというのかな、人間ってそういう嫌なところがあるよね、ということが最悪の結果に繋がった結末みたいな内容。歴史や記憶の改ざん、都合の良いように歴史を塗り替えるとか・・・極秘の人体実験?だとか・・・こういうことが今後リアルにありそう、起こりそうで怖いな〜と思いながら読みました。

命を奪われそうになりながらも、未来へ繋げるべく奮闘する、リシアとシン。後半は特に展開が速く、1冊で完結させなくても良いのでは?と思うほどでした。守り人シリーズにも通じる上橋菜穂子さんの世界観が感じられてワクワクさせられる一冊でした。
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自信を持っておすすめしたい やっぱり、食べたくなる!  投稿日:2015/09/18
にっぽんのおにぎり
にっぽんのおにぎり 著: 白央 篤司
出版社: 理論社
全ページ、とにかく美味しそうです。
「おにぎり」というシンプルなメニューなんですが、たかがおにぎり、されど、おにぎり。
おにぎりの具としてこんなに相性の良いものがたくさんあるなんて、
と感心するとともに、やっぱり食べてみたくなりました。

自分の出身地のおにぎりは、何かな?と探したり、おにぎりの
ちょっとした由来なども知ることが出来るのがよいですね。

どこかのお店で、全国各地のおにぎりを企画販売してくれないかな〜。
あの県のおにぎりが食べたいな〜と、読み終える頃にはやっぱり
食べることで頭がいっぱいになりました(笑)

おにぎり好きには必見の一冊です!
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自信を持っておすすめしたい 誰でも一度は思うこと  投稿日:2015/09/16
まほうのかさ
まほうのかさ 作: 小沢正
絵: はた こうしろう

出版社: 教育画劇
不思議な不思議な女の子と、不思議な不思議な赤いかさのお話。

運動が苦手で学校の体育が大嫌いな男の子・いちろうの夢の中に、
ふと現れた不思議な女の子。その女の子が貸してくれた傘がなんと、
雨を降らせることが出来る魔法の傘だったのです!

雨を降らせて、まんまと体育を中止にすることが出来たいちろう。
嬉しいはずなのに、なんだか違う気持ちが芽生えてきて・・・。

「雨で中止になってくれないかな」っていう気持ち、誰でも一度は
考えたことがあるのではないでしょうか。私も子どもの頃、何度思ったことか!
きっとみんなが共感できると思います。
でも、自分勝手な思いから降らせた雨。雨のままでいいのかな?

魔法のかさが、体育嫌いだったいちろうの心も変えることができ、
最後はホッコリさせられました。

絵がほんわかしたタッチで、とても素敵です。
純真ないちろうのイメージにぴったりでした。
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自信を持っておすすめしたい ファンなら必見の一冊  投稿日:2015/09/15
「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド
「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド 作: 上橋 菜穂子
絵: 二木 真希子 佐竹 美保

出版社: 偕成社
守り人シリーズの完全ガイドということで、手にとって見ました。
純粋に守り人シリーズ関連のことしか載っていないのかと思ったのですが、
上橋菜穂子さんの全著作紹介や書下ろしの短編、著者との豪華対談や
エッセイなどもあり、充実した内容になっています。

「守り人人物事典」と「守り人世界探訪」では、登場人物や
国の背景などなど、相関図の確認ができますし、「守り人レシピ」では、
気になっていたあの「ノギ屋の弁当」のレシピが載っています。
守り人ファンなら必見の一冊だと思います。
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