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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

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ひよこまめ

その他の方・30代・長崎県

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自己紹介
長崎県に住んでいます。まだ数年ですが、おもしろい土地ですね。最近、漸くいろいろなことになれてきましたがお盆の爆竹の音だけはまだ苦手です。
好きなもの
本、動物番組、アクション映画、料理です。好きな動物はペンギン。18種類全てが好き、、とはいきませんが。エンペラー、キング、ヒゲ、フンボルト、マゼランあたりは大好きです。
ひとこと
私たちが子供の頃、図書館や毎日のテレビは昔話や童話の玉手箱でした。日本むかしばなし、世界名作童話、アンデルセン童話などなど再放送も含めるとかなりのものに触れられたと思います。最近、新作アニメが多数登場してそれらは葬り去られました。新作が悪いとは言いませんが、古くから受け継がれた「お話」が途絶えてしまうのはさびしいこと。インターネットは新しい情報伝達の手段ですが、こういったサイトで「お話」が復活してくれたら、、、すごく喜ばしいことだと思います。

ひよこまめさんの声

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自信を持っておすすめしたい 人生とは?  投稿日:2006/05/09
おおきな木
おおきな木 作・絵: シェル・シルヴァスタイン
訳: ほんだ きんいちろう

出版社: 篠崎書林
初めて読んだのはもう20年以上前。

シンプルな線で描かれた、シンプルな内容が印象的でした。グリーンを基調にした本の装丁、今見ても全く古びていないですね。

ある男の子とリンゴの木のお話です。
男の子は家の近くにある、リンゴの木が大好き。遊んでくれるし、実がなったら食べさせてもらえるし優しい木だから。
木もそれでしあわせでした。

でも、男の子は大きくなっていきます。思春期を迎え異性が気になり始めると、木の与えてくれる楽しみに満足できなくなってきます。
木はそんな男の子にとことん尽くしますが。。

最後には切り株になってしまうリンゴの木。「どうしてそこまでしてあげるの?」と子供心に思いました。
英語タイトルが「Giving tree」だと知ったのは大きくなってからです。

今でも、木が切られるシーンでは胸が痛みます。でも、木が望んだことなんですけどね。

人生について、幸福について深く考えさせられる絵本です。

勿論、お子さんがそんなことを考えずに手にとっても充分楽しめると思います。

本当にいい絵本というのは子供から大人まで幅広く受け入れてくれるものですね。
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自信を持っておすすめしたい 絵本のすばらしさ  投稿日:2006/05/09
ちいさなうさこちゃん
ちいさなうさこちゃん 文・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
多分、この「うさこちゃん」世界でもっとも有名なうさぎでしょう。
現在は日本でも英語名「ミッフィー」の名で親しまれていますが、故郷オランダでは「ナインチェ」です。

その、うさこちゃんが誕生するお話です。
ある日、ふわおくさんのところに天使がやってきて受胎告知します。
生まれたのはかわいい女の子。たくさんの動物たちが祝福に来ます。

以前、ディック・ブルーナの絵本が、いかにすばらしいかという講義を受けたことがあります。

小さなお子さんでも手に取ってみられる重量の軽さ。
コストを抑えるためにページ数を考えてあるところ。
子供の視力を考えた力強いはっきりとした輪郭と色彩。
安心感を与える工夫。(きっちりとした始まりと終わり)
等々、挙げるときりがないです。

何も考えずに手にとっても充分に魅力的な絵本ですが、「お隣さんは実はすごい人だった」と聞かされたような驚きがありました。

あらゆる意味でおすすめできる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 親子の愛  投稿日:2006/05/09
チロヌップのきつね
チロヌップのきつね 文・絵: たかはし ひろゆき
出版社: 金の星社
 このお話に出会ったのは小学校3年生の時。
担任の先生が国語の時間に読んくれました。
その先生は非常に涙もろい方で、目を潤ませてあったのを今でも覚えています。(ちなみに当時50代の男性教員です)

 北の海にある小さな島、チロヌップ。そこは平和な場所でした。
ところが戦争によって全てが変わってしまいます。
疎開のため、島に来る人々は密猟をし、罠をかけます。
そんな非常時に、キタキツネの夫婦はこぎつねを授かるのですが、、、。

 子供を守るために犠牲になる父きつね。罠にかかった子供を寒さから守るために体を覆わせる母きつね。そして訪れる死。
本当に悲しいお話です。

人間のエゴ、親子の情愛、戦争と平和、いろいろなことについて考えさせられます。

翻訳され、海外でも評価された絵本です。

美しい絵と文章、悲しいストーリーですが非常にいい作品です。まだ読まれていない方がいらっしゃるならぜひ、手にとってごらんになって下さい。
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自信を持っておすすめしたい なつかしーい!!  投稿日:2006/05/08
おつかい
おつかい 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
 まだ出版されていたんですね!うれしい驚きです。

雨の日に、女の子がお母さんにお使いを頼まれます。
「あしがぬれる」という心配から段々、妄想がエスカレートしていきます。いろいろ準備をしているうちに。。。

 今でも、遠出となると荷物が増えていく家族に「『おつかい』の女の子みたい!」といってしまうほど強烈な印象を残した作品です。

 かわいい絵柄で、ヒートアップしていく女の子の「買い物準備」がユーモラスに描かれています。

この、「行き過ぎ」な感じが子供心に大変おもしろく、姉妹3人とも大好きだった絵本です。

面白いです。ぜひ、手にとって読んでみてください。
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なかなかよいと思う 心が弾みます  投稿日:2006/05/08
からすのパンやさん
からすのパンやさん 作: かこ さとし
出版社: 偕成社
 「いずみがもり」に住んでいるパン屋の夫婦ガラス。ある時、4つ子を授かります。
赤ちゃんの世話に追われて、お仕事もままなりません。
客足も遠のきます。

子供たちが少し大きくなってからのおやつは、両親の焼いたパン。それが友達の評判を呼んで。。。

 からすの4つ子がそれぞれ違う毛色なのがカラフルでかわいいです。

絵本は全体的に昭和40年代風で、懐かしい感じです。

 ストーリーもイラストも楽しくて、特に見開き1ページを使ったたくさんのパンは見物です。(実際に存在するパン、あったらいいなと思えるパン、あっても困るようなパンといろいろあります。)

からすの夫婦が焼く、こんがりしたパンはどこか、商店街のパン屋さんをおもわせるものがあります。

この作者の方は、書いていらっしゃる間、ご自分も楽しくてしかたなかったのではないでしょうか。そう思ってしまうくらい心弾む絵本になっています。
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自信を持っておすすめしたい 知らなかった。。  投稿日:2006/05/08
スイミー 小さなかしこいさかなのはなし
スイミー 小さなかしこいさかなのはなし 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
子供の頃、教科書に載っていて大好きだったお話です。
学芸会で演じられることもありました。

赤い魚の群れで、唯一真っ黒な魚、スイミー。泳ぎが達者なのに目立つという理由で仲間はずれ。みんな、大きな魚に食べられてしまうのが怖いから。
そんな中、脅威に立ち向かうべくスイミーは知恵と勇気を振り絞ります。

有名すぎるクライマックスは、本当に感動的。
小さいものが力を合わせて大きなものに立ち向かっていくという「教訓」的読み方をしなくても楽しめる内容です。

 私はつい最近、絵本を見るまで、現代日本作家のお話だとばかり思っていました。知らなかった。。恥ずかしいです。
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なかなかよいと思う 主役はねみちゃん  投稿日:2006/05/07
ねずみくんとホットケーキ
ねずみくんとホットケーキ 作: なかえ よしを
絵: 上野 紀子

出版社: ポプラ社
真四角な表紙に枠は黄色。ねずみたちは小さく描かれている装丁もかわいいです。

ねずみくんのお友だち、ねみちゃんが買い物袋を持って登場します。ねずみくんがその荷物を持ってあげたところからお話が始まります。

ねみちゃんはお礼に「ホットケーキを」ご馳走するというのですが、ねずみくん「ねみちゃん お料理じょうずだから」といろんな仲間を連れてきます。

象は「バナナの料理」、猫は「魚の料理」、リスは「くるみの料理」等々みんな勝手なリクエストを始めてねみちゃんは困ってしまい知恵を絞ります。

みんなの勝手な注文に困っていくねみちゃんがすごくリアル。「大変そう。。」と同情してしまいます。
しかし、彼女は見事に解決してしまいます。これは読まれてからのお楽しみ。(笑)

全体が黄色で統一されていて、明るい絵本。小さくちょこちょとっと描かれているねずみのねみちゃんはキュートです。

タイトルは「ねずみくんとホットケーキ」ですが、焼いたのも困らせられたのもねみちゃん。主役はねみちゃんでしょう。
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なかなかよいと思う すてき?不敵?  投稿日:2006/05/07
すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ 作: トミー・アンゲラー
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
表紙をごらん頂ければ察しがつかれるでしょうが、この三人組は強盗です。
黒ずくめで斧を持っていて人を襲い、お金を奪っていました。

ある日、身寄りのない女の子 ティファニーちゃんをさらってきたことからこの3人組の人生が変わります。

 三人組が悪事で貯めてきたお金を見て、ティファニーちゃんは「何に使うの?」と尋ねます。
素朴な疑問ですが、この強盗たちは考えてみたこともなかったのです。そして、孤児をあつめてきて育てることにします。。

 前半、黒とブルーだった画面が、少女の登場で明るい色彩に変化します。ティファニーちゃんは黄色がメイン。輝いているのです。

 泥棒が子供をさらってきて、改心する、、、そんな映画もありましたね。

 この絵本が「すてき」なところは、子供の持つパワーを絵で感じられるところでしょうか。三人組が強盗だったときもおしゃれなイラストなのですが、ティファニーちゃんの登場で鮮やかに変化する世界観。太陽のあかるさを感じるのですね。

 環境は変わっても、最後までクールな三人組もとてもいい!お城まで持っていて子供たちに譲ってしまう。不敵です。
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自信を持っておすすめしたい アイディアの勝利  投稿日:2006/05/07
はらぺこあおむし
はらぺこあおむし 作: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
お腹を空かせたあおむしがいろんなものを食べていくお話です。
そしてさなぎになり、最後にはきれいな蝶になります。

シンプルな内容ですが、海外物らしい鮮やかで大胆な色彩とあかるさが印象的。

 食べ物のページが簡単な仕掛け絵本になっているところも注目です。食べ物に穴が開いているところがなんとも芸が細かくてリアル。

 ケーキを食べたり、サラミを食べたり、アイスクリームを食べたり、随分と雑食なあおむしですが(笑)子供の成長と重ね合わせて見られるところが二重丸。

日本紹介30年、いろんなサイズで絵本が出回っている名作です。
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自信を持っておすすめしたい 名フレーズ  投稿日:2006/05/07
さよなら さんかく
さよなら さんかく 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
「さよならさんかく またきてしかく」
意味はないのに、一度聞いたら頭から離れないフレーズです。

 ストーリーらしいものはありません。連想ゲームのような絵本です。

おなじみこぐまちゃんとしろくまちゃんが言葉遊びをします。
「しかくはとうふ とうふはしろい しろいは、、、」という風にその色をもつものを挙げていきます。

こんなにシンプルな絵と色で、どうしてこんなにいろいろなものを描けるんだろう?と思っていたら、この作家さんはグラフィックデザイナー出身だったのですね。
知りませんでした。お恥ずかしい。

 テンポのいい文章、かわいい絵柄、あかるい色彩と三拍子揃った絵本。ものの名前を覚えるのにも一役かってくれそうです。
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