新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

TOP500

おるがん

ママ・40代・愛知県

  • Line

おるがんさんの声

1896件中 241 〜 250件目最初のページ 前の10件 23 24 25 26 27 ... 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う いろんな工夫  投稿日:2010/09/27
ねずみのいもほり
ねずみのいもほり 作: 山下 明生
絵: いわむら かずお

出版社: ひさかたチャイルド
おいもほりがメインの話ですが、道中も楽しいです。
スコップをさまざまな方法で使ったり、読み手の気持ちも盛り上がってきます。

持ち上がらないほどの大きなおいもをどうやって持ってかえるのか?
そこでも、生きる力と言える知恵が出てきます。

どうなるのかとどきどきするけれど、おはなし全体にゆるやかな雰囲気が流れているのは、いわむらさんの絵のおかげでしょうか。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ともだち思いのハンダ  投稿日:2010/09/21
ハンダのびっくりプレゼント
ハンダのびっくりプレゼント 作・絵: アイリーン・ブラウン
訳: 福本 友美子

出版社: 光村教育図書
ともだちを喜ばせようと、かごいっぱいにフルーツをいれて、頭に乗せてハンダは歩いていくと・・・
次々に動物がやってきて、だいじなフルーツを盗っていってしまいます。

ハンダはちっとも気が付かないのは、それだけ喜ばしたい相手の気持ちを想像することに集中しているってことですね。
どれだけ友だち思いか、これで分かります。

一つ疑問が、動物たちはフルーツをバランスよく盗って行っているのですが、それは計算してのことでしょうか。
バランスを崩してかごがひっくりかるのではとどきどきしました。

最後のびっくり拍手でした。
大らかな民族性を感じました。
絵の色合いも楽しめる絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 大小の比較  投稿日:2010/09/21
ちいさな き
ちいさな き 作: 神沢 利子
絵: 高森 登志夫

出版社: 福音館書店
大きな木も初めは小さな小さなあかちゃんの木だったんだと、知識はあっても実感させられました。

子どもなら素直に、この絵本でその事実にびっくりするかもしれませんね。
自分のこんなに小さくても、いつか大きくなるんだと自分に重ねられる絵本ですね。

文章も、あかちゃんの木に話しかける感じなので、読んでいる子どもが自分で話しかけているような思いになれそうです。

読み終わって、子どもと一緒にあかちゃんの木に話しかけるといいなあと思いました。
絵も美しいので、実際に探しに行きたくなります。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 安っさん。。。げんきですか?  投稿日:2010/09/21
安っさん
安っさん 作: 玉川侑香
絵: 後藤栖子

出版社: 比良出版
作者の玉川さんは、自ら被災されているそうで、ただ取材に来て書いたのではない深さ、切実さがあります。
詩人らしい分かりやすい短い文章の中に、多くの想いが詰まっています。

「生きる」いうんは、朝起きたら花が咲いとうようなもんや。あるだけでうれしい。
この言葉が心から出たものだからこそ、重みがあるし心にしみます。

読み終わって、やわらかなコスモスの花の表紙を見つめると、いろいろな想いが過ぎります。余韻のある絵本です。

高学年、中学以上に読んでもらいたいです。
参考になりました。 0人

あまりおすすめしない かなしい  投稿日:2010/09/21
ゆずちゃん
ゆずちゃん 作: 肥田美代子
絵: 石倉 欣二

出版社: ポプラ社
小学校で震災の授業で使われているようです。
教材としてはいいのかもしれませんが、あえて子どもに読み聞かせをしていとは思えませんでした。

ゆずちゃんが実在するのかどうかわかりませんが、きっとゆずちゃんのような夢を持っていた優しい子どもが犠牲になったと思います。
でもこの絵本からは、実際にいたんだよという説得力がないです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 息子が大好きでした  投稿日:2010/09/19
クマのプーさんえほん2 プー あなにつまる ふしぎなあしあと
クマのプーさんえほん2 プー あなにつまる ふしぎなあしあと 作: A.A.ミルン
絵: E.H.シェパード
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
この絵本のまねをして、息子が体操をしてはちみつを欲しがったことを懐かしく思い出します。

石井桃子さんの訳はたぶん現代の子どもには馴染みがなく、リズムを取りにくいかもしれません。
でも、石井さんの文章は繰り返し読むと、まったく無駄がなくお話の世界に引き込まれていきます。

石井さんが病気の友人のために訳されたこのシリーズは石井さんの想いがつまっています。
最初に石井さんが出会ったときは、もちろん英語の絵本だったので、それを即興で知り合いの子どもさんに読んであげたそうです。

古臭いと思わないで若いお母さんがたにも、子どもに読んであげてほしいと思います。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 低学年向きではない  投稿日:2010/09/18
かなえちゃんへ−おとうさんからのてがみ−
かなえちゃんへ−おとうさんからのてがみ− 作: 原田 宗典
絵: 西巻 茅子

出版社: 福音館書店
大人が読むと感動して、わが子にもこのメッセージを伝えたいと思うのですが・・・
この絵本の内容が理解出来るのは、高学年以上だと思います。

絵からの情報が多いので、それを読み取るだけの人生経験の少ない幼い子にはむずかしいと思います。

集団の読み聞かせには向かないと思いました。わが子と寄り添って読む本だと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい SOME DAY  投稿日:2010/09/18
いつかはきっと…
いつかはきっと… 作: シャーロット・ゾロトフ
絵: アーノルド・ローベル
訳: 矢川 澄子

出版社: ほるぷ出版
いつかきっと・・・と女の子の願望がつぎつぎと書いてあります。
いつかこうなるという具体的な文章に、子どもたちは共感して読めると思います。
人生経験の少ない子どもにこれからどんな経験が待っているのか夢があると思います。

SOME DAYの文字がその内容に合わせるように字体が工夫してあって、挿絵と一体化しているところがいいですね。

ゾロトフの哲学的面が絵で和らげてあって読みやすいです。
集団の読み聞かせができるくらい大きい絵本だったらよかったです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 哲学への入り口  投稿日:2010/09/18
ビッグバンのてんじくネズミ
ビッグバンのてんじくネズミ 作: 石井 睦美
絵: 長 新太

出版社: 文溪堂
「だれかに何かを言われることに、いちいち反応することはない」
この言葉が胸にしみました。

思春期の頃は特に、周りからどう思われているかきになるものです。
その視線に押しつぶされそうになります。
自分は自分なんて堂々と生きられたらどんなにいいか。

裕一が出会ったおじいさんは、若い頃にビックバンから来たむなしさが、てんじくネズミの姿で現れて一緒に暮らした話をしてくれます。
てんじくネズミはおじいさんの心の姿だったのではないでしょうか。

むなしさに支配されたおじいさんが、自分と向き合うことで一歩前に踏み出したのでしょう。
てんじくネズミのために食料など買いに行ったのは、外の世界へ出るきっかけだと思います。

裕一とお姉さんがおじいさんの話を話し合い、お互いの意見で新たな考えが生まれるところが好きです。
おじいさんがいなくなって、二人がもとの関係に戻るところも好きです。
ベタベタするだけが仲良しではないのです。

でも、きっと少しなにかが違っているのでしょう。
そんな希望を感じる最後でした。

高学年にも難しいかもしれませんが、数年たってまた読んだ時に自分の成長を感じられる本だと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 拍手!  投稿日:2010/09/18
ああ・たいくつだ!
ああ・たいくつだ! 作・絵: ピーター・スピア
訳: 松川 真弓

出版社: 評論社
このおはなしは、実はノーベル賞受賞者の○○さんの幼少時代の話です・・なんて書いてあったら本気にしてしまいます。

たいくつしのぎに飛行機を作ってしまう兄弟。
材料は、家にあるものを使ってます。
TVやカーテンや電話や窓枠など・・・
色々なものから部品を取って材料にするのです。

こんなのありえない。架空の話として終わるお話は多いです。
でもこの絵本は、本当の話かもと思わすような終わりかたなのです。

読んだ子どもたちに、自分にもかくれた才能があるのではと思ってほしいです。
参考になりました。 0人

1896件中 241 〜 250件目最初のページ 前の10件 23 24 25 26 27 ... 次の10件 最後のページ

編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット