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強烈です
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投稿日:2006/06/26 |
絵や、言葉が強烈で、子どもはまだまだきれいなままでいてほしーい、変な言葉なんて憶えないでほしーいと考えていた頃は敬遠していました。
でも、子どもたちが読んでほしいとせがむんです。
考えてみたら、子どもがきれいな聖人君子のまま成長できるわけもなく、正もあれば負もある、表があれば、裏もある、いろいろなことを知っていくのは当然ですよね。
そう思うと、とたんにこの本が面白くなり、おもいっきりきたない声で読んでやったりするようになりました。子どもたちはもちろん喜びましたよ。
個人的には、魔女の呪文の場面が大好きで、なりきってしまいます。子どもたちはシュレックと王女の恋歌のやりとりがいいみたいです。すごい歌ですが。
ひとなみはずれた風貌と性格と力をもっているシュレックが自分の全部を受け止めてくれる運命の出会いをするこのお話、やっぱりハッピーエンドです。こんなに美しくないハッピーエンドの描き方もあるんだなぁと感心してしまいました。どうぞ一度、この世界をご堪能下さい。
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満足満足
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投稿日:2006/06/25 |
もしこの話と同じ事が起こったら、私だったらどうする?なんて考えてしまいます。ヒステリックに子どもたちを問いただすのかなぁ・・・
子どもたちは、ちょっとした大人の言葉を良く聞いていますね。お話の中の子どもたちもお母さんの何気ない言葉をしっかり聞いていたのです。お留守番になったとき、大人たちを喜ばすためのすべての条件が整いました!
あとは、全力投球、やれることはすべてやる!なんて気持ちが良いのでしょう!本を見ているこどもたちも、ワクワク、どきどき、やってみたーいと目をきらきら。
最後に自分たちの仕事の成果を満足そうにながめる子どもたち、ほこらしげです。
どこかで、おかあさんのキャーという声が聞こえそうなのは私だけでしょうか……
子どものやってみたーいという好奇心を満たす一冊です。
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だんだんねむくなります
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投稿日:2006/06/25 |
子どもの入眠儀式っていろいろありますが、絵本を読みながら眠るときに読んで読んでとせがまれた本の一冊です。きっと気持ちよく眠れるのだと思います。
お母さんがいろいろな動物に語りかけながらあかちゃんを寝かしつけようとする話ですが、お母さんとあかちゃんの動きの対比がとても楽しいです。最後にぐっすり眠ってしまったのは……
アジアンテイストをたっぷり味わってください。
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おかあさんのために!
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投稿日:2006/06/25 |
大好きなウィリアム・スタイグさんの本だということで、迷うことなく購入しました。
おかあさんのために、おつかいをすることになったアイリーン、実際はおつかいなんてなまやさしいものじゃあありません。吹きすさぶ雪の中を必死に進むアイリーンに数々の試練が待ち受けています。本を読みながら、いつしかみんなアイリーンの応援団になっています。
どうしようとちょっと弱音をはいたり、気持ちを奮い立たせて立ち向かったり、心の葛藤を感じながらも、どうしてやることもできません。ただ、ただ、アイリーン、がんばれって言うことができるだけです。
子どもが一人で何かを成し遂げようとするとき、親はもしかしたらこのように無力で、はらはらしながら祈るばかりの存在なのかもしれません。でも子どもを勇気づけているのは、アイリーンにとって「大好きなおかあさん」であるように、自分を一番理解し、支えてくれる人の存在なんでしょう。
この本の一番最後の一文はそれをよく表していると思います。
果敢に挑んでおつかいを成し遂げたアイリーンのたくましさと、帰ってくるときに大人の間で眠っているアイリーンのあどけなさ、どちらもアイリーンで、いとおしくて、抱きしめたくなります。疲れて帰ってくる場所はやっぱりおかあさん!そんなおかあさんに、私もなりたいなぁ。
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トロルの怖さとまぬけさと
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投稿日:2006/06/25 |
なぜわざわざ、トロルのいる橋を通るの?怖いならやめればいいのに……いえいえ、怖いけど生きるために避けて通れないことなのね。などと、いろいろ大人は考えますが、子どもたちは、ゴクッと生つばを飲んで見守ります。順番に渡るのはやぎたちの知恵なのかなぁ、でも、苦手な跳び箱を跳ぶ前の順番待ちの気持ちになるのは私だけでしょうか……
すごい戦いの後なのに、あとのあっけないこと。はい、おしまいって感じで、やたら普通。ほっとした子どもたちは、「もう一回読んで」コール。
はい、いいわよー、もう一回戦おう。
ずっーと語り継ぎたい名作ですね。
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つい深読みしてしまって……
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投稿日:2006/06/25 |
スズキコージさんの絵が、いい感じです。子どもたちはこわいけどおもしろいって言います。
大人の私は、あー成長って、こんな感じ?思春期の入り口って、こんな感じ?などと、いろいろ考えてしまうのですが、子どもたちはぼうやの奇々怪々な行動をすんなり受け止めちゃうんですね。ただ、ただ、おもしろいと。
いつだったか、子どもの頃の感受性を失って悩んだ時期がありました。大人になるってつらいなぁって。でも今、子どもたちとふたたび、いろいろな世界で遊べてます。もっと心を解放して、無条件に本の世界を楽しみたいな。
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分け合って分け合って……
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投稿日:2006/06/24 |
おやつのクッキー、どんどん減っていくんです。だって友達が増えていくんですもの。分け合うのってつらいけど、友達をのけもんにはできないし……でも大丈夫、お助けマンの登場で、一同、にっこりにっこり!ん、最後のピンポーンは気になりますが……小3の娘、最近読み返して妙に割り算を納得してました。そんな読み方もできるのねぇ。
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ちょっぴりせつないです
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投稿日:2006/06/24 |
前半は、女の子のお母さんへの気持ちがいっぱいです。たくましさすら感じます。愛情をいっぱいもらって育ち、おかあさんが安心安全基地になっているにちがいありません。
おおかみくんには、おかあさんがいません。やんちゃでいじわるなおおかみくんが、人目もはばからず泣いちゃうと、とってもせつなくなってしまいます。でも女の子のお母さんのだっこで、また自分で歩き出す力がわいてくるんです。子どもたちが大丈夫って歩くことができるような存在になりたいなって思いました。
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見えなくても受け継がれるものがある
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投稿日:2006/06/24 |
お年寄りと子どものお話って、美談になりがちですが、ここに登場する大人たちはそこにとどまらせていません。
全編におじいさんからのプレゼントの青いブランケットが形を変えながら、男の子の成長を見守ります。最後はとうとうなくなってしまいますが、あじいさんのこころはどうでしょう、男の子の最後の誇らしげな顔に表されている気がします。それにつけても、おかあさんの対応がおもしろい。捨てましょうねって言い続けているんです。生活の中って、結構こういう場面があるんじゃないでしょうか。
絵本の下の方に描かれて、ずっと進んでいるもう一つの世界、子どもたちには全く説明せずに読み聞かせていましたが、ちゃーんと分かっていました。
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遊びがおすすめ
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投稿日:2006/06/24 |
ほんとはちょっぴりこわい話だと思うんです。神隠しのようだし。でも子どもたちは大好きです。
あっちの世界に行くための呪文のような歌も楽しいし、へんてこりんな3人の名前や風体も笑えます。でも何と言ってもおすすめなのは、遊びの内容だと子どもたちが言います。ふつうじゃできないことをおもいっきりとてみたいんだつて。そう言われれば、大人の私もわくわくします。
こっちの世界に戻るキーワードは、秘密にしておきますが、やっぱり子どもにとって安心でき、戻れる場所はそこなのねって感じです。この安全基地があるからこそ、子どもは冒険できるのかな。
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